MacBook Pro ( Late 2016 )
はじめに
MacBook Pro を買い換えたのでそのお話と、MacBook Pro Late 2016 のちょっとしたレビューになります。
かれこれ、5年前の2012年に発売された MacBook Pro Late 2012 を5年弱使っておりました。MacBook Pro Late 2012は、はじめてMacBook ProにRetinaディスプレイが搭載されて光学ドライブが廃止されかなり薄型化された時でもあり、購入した記憶があります。それからは、マイナーチェンジが続きCPU等のアップグレードに留まっており、一度軽くて小さくて持ち運びの良いという事でMacBookを買おうと迷いましたが、スペック面とこのMacBook Proの発売への期待でちょっと我慢して、しかも今回はフルモデルチェンジでちょうど買い換え時としてもいい時期だと思い、フルモデルチェンジのこの機会に買い換えようと思い購入しました。
変更点
比較するとしても色々だし、ラップトップはオプション的なところも大きいし、2015年の前モデル はイメージがわからないので、モデルチェンジの大きく私も使っていた MacBook Pro Late 2012 で意外とここから今回の MacBook Pro Late 2016 に買い換えたという方は多いと思うので、MacBook Pro Late 2012とで、CPU関連はあまり触れずに機能面的な話を中心に比較してみたいと思います。
Touch Bar がついた
一番大きいしまず、ここだと思いますが「 Touch Bar 」がついたこと。賛否両論ですが私は結構使いやすいと思いますし、これからの伸びしろや持って行き方は沢山あるところだと思うので好きなところであります。そもそもファンクションキーはあんまり使わなかったので、不便はなく。バッテリーを気にして画面の明るさを明るくしたり暗くしたりする時に、前はいちいち設定などから変更しておりましたが、一発で行えるようになり、また音量なども一発で変更できるので地味な痒いところに手が届く感じで凄く気に入っております。それ以外は私はまだあんまり使っておりませんが、まだまだ便利に使える事が沢山ありそうな雰囲気です。すごく良い事だと思っております。
USB-C 端子のみになった
ネットや周りから一番良く言われる事ですが、USB-Cのみになり使いづらくないかというものですが、私はあんまり気にしておりません。基本的にクラウド管理でいけるし、USB-Aや、 SDカードを使いたい時はその時だけアダプターを使うという感じで、アダプターは確かにダサいけど、使う時は一瞬でずっとつけているわけではないから今までSDカードを差し込んでいた時にただアダプターをかます行為が増えただけと思えばいいかなと思う、そんなしょっちゅうメディアからデータを取り込むことも多くないし、意外と最近はBluetoothやWifi関連でいけるし、AirMac Time Capsuleなども使っているので意外と困りません。なので、薄型・軽量になったことによる恩恵の方が私は嬉しく、これに関しても凄く良いことだと思っております。
ちなみに、3.5mmイヤフォンジャックは残っていますが、iPhone7からもなくなったのに。しかもそれならSDカードスロットつけろよ。と、なぜかと思う方もいらっしゃると思いますが、これはオーディオを組んで使う人向けにどうしても外せなかったらしいです。
Touch ID がついた
私の中で、一番良かったのがこれで、かなり良いです。いままで開いてパスワードを入れる作業がとても面倒くさかった。それで、iPhoneの「Knock」「MAC ID」「Nearlock」などのアプリを使ったりしていましたが、これもいちいちiPhoneを操作しないといけないので、TouchIDがついてめちゃくちゃ便利になりました。これだけで、買い換えるメリットはあると思える。しかも、アプリにも対応しており、私もそうですが 1password を導入しておられる方は有用性は抜群です。でなくても、メモのロックやシステムのパスワード入力も対応しています。
新しくなった、バタフライキーボードとトラックパッド
キーボードは、MacBook から採用されているバタフライ構造のもののより改良されたものが搭載され、トラックパッドもタプティックエンジン搭載のものへと変わっています。私はキーボードはこちらの方が打ちやすいと思います。しかし、トラックパッドがデカくなりちょっとデカすぎて文字がうちにくい。デカくなりすぎてパームレストが狭い分、マウス操作はやり易くて良いのですが文字を打つ時に手の腹があたり誤操作を招きます。私の中で唯一ダメなところだと思いました。
薄くなって小さくなって携帯性バツグン
幅;314mm → 304mm。-10mm
高さ;19mm → 14.9mm。–4.1mm
奥行き;219mm → 212.4mm。–6.6mm
重量;1.62kg → 1.37kg。-250g
カラーも、従来のシルバーに加えて、スペースグレイが追加になっています。スペースグレイにしてみましたが、こちらもシックでいい色になっております。
Photo
Review
発売日より、2週間後くらいに届きかれこれ2ヶ月使用しましたが、全体的にはとても良い感じに進化していると思います。記事に書いたように Touch Bar は便利。Touch ID はとても便利。USB-Cに関したは問題なし。ただ、トラックパッドの大きさがデカすぎる事がダメだと思った。そしてダメとまでは言わないが、MacBook Proの象徴というかりんごマークが光らなくなった事が少し残念でした。でも、その代わりにではないですが内側にMacBook Proという刻印が復活して個人的に良かった。
という感想で、今回のモデルチェンジは良いものばかりだと思います。kaby-lakeは搭載されず、不具合も見られておりますが、一製品として満足できるものだと思います。
今回、メモリを16GBにして、キーボードをUSキーボードにしてみたので、その感想も少し書きたいと思いますが、やはりメモリに関しては当たり前ですが、購入するのであれば8GBよりも16GBが良いです。MacBook Proはあとから増設等ができませんし劣化もしてくるので、あとで必ず後悔します。USキーボードに関しては、最初は慣れませんでしたが、慣れると間違えなくこちらの方が打ちやすいですね。さらに、見た目もかっこいいし人と違うものが良い人はUSキーボードおすすめです。