カメラ用語 ( 会話編 )
はじめに
カメラ雑誌等では載っていない、けどカメラが好きな者どうしが喋っている時に良く出てくる、カメラの用語をまとめてみました。
浅い
これは、被写界深度が浅いという事を表します。よく、f/1.2や f/1.4で撮る時などF値が小さい数字の時に使います。逆にF値が11とかは被写界深度が深い事になりますが、「深い」という表現はあまり使いません。
例): 「 F1.2で撮っているから、浅すぎてピントが全然あわない。 」
甘い
微妙にピントが合っていない時に使います。
例): 「 ピントが甘いね。 」
ガチピン
ピントが、完璧に合っている時に使います。ピントが合っている最上級表現。
例): 「 これはガチピンだね。 」
とんでる
白とびしている事を表しています。
例): 「 うわっ、とんでる・・・。 」「 思い切ってとばす。」
つぶれてる
黒つぶれしている事を表しています。
例): 「 うわっ、つぶれてる・・・。 」「 思い切ってつぶす。」
トーン
色の色調 (トーン ) [ 色の濃淡・明暗・強弱 ]の事を指します。
例): 「 もう少し、トーンを落とした方がいいんじゃない。 」
ざらつく
写真を見た時に、粒子状の写真になっている時に使います。ISO感度を高くして撮った時はざらつきやすくなります。
例): 「 ざらついてるから、三脚使ってISO落としてみた方がいいかも。 」
かぶる
色かぶりしている時に良く使います。
例): 「 少し緑がかぶり過ぎかな。 」
あがり
写真を現像した時に、良く現像できた時に使います。
例): 「 今回は、あがりがいいね。 」
さちる
飽和してしまっている時に使います。彩度を上げ過ぎた時、色が飽和してしまいそれ以上階調を記録できなくなる。
例): 「 緑がさちってるね。 」
抜け
被写体の背景を選ぶ際、見通し良い空間の事を指す。たまに、写りのいいレンズの事を言うこともあります。
例): 「 抜けがいい。 」「 抜けを入れる。 」「 抜けのいいレンズだね。 」
眠い
撮影した写真が、どこにピントが合っているかわからない、全体的にボケボケの写真の事を指す。
例): 「 眠い写真だね。 」
味
独特な飽きない、見れば見るほど色々な意味を与える写真の中のポイント。
例): 「 この写真は、どこか味があるね。 」
白を撮る
ホワイトバランスのプリセット目的や黒いものを撮る前に、カメラに白いも色や明るさを認識させる作業の事を指す。カメラに白いものを白と認識させたり、明るさを調整する際に使う事が多い。
例): 「撮る前に、ちょっと白を撮ってから撮ろう 。 」
暖色系・寒色系
ホワイトバランスのケルビンの高い低いを指します。青っぽい場合は寒色系。赤っぽい場合は暖色系。
例): 「水族館は寒色系で撮った方が綺麗な青が出るよ 。 」
置く
ピントを予め先に決めておいて、撮りたいものがそこに来るのを待ち、来たところでシャッターを切る場合など、先にピントを準備しておく事。
例): 「 ピントを置いて撮ってみたら。 」例): 「 置きピン。 」
据える
三脚の上に、カメラを乗せる時によく使います。
例): 「 カメラを三脚に据えて撮ろう。 」
あおる
広角レンズで、パースをつけてローアングルから狙う時に使います。
例): 「 もう少しあおって撮ってみた方がいいもかもね。 」
[ad#ra-1]カリカリ
とても、シャープな写真の事を指します。
例): 「 カリカリな写りだね。 」
硬い・軟い
コントラストが高めの写真をよく硬いと表現し、低めの写真を軟い写真と表現します。
例): 「 硬い写真だね。 」
開放
レンズの1番小さいF値を指す。
例): 「 開放で撮ってみる。 」
テレ
ズームレンズの最望遠側の方の事を指します。
例): 「 テレ側で撮る。 」
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