【解説】私たちのiPhoneが変わる?「スマホ新法」施行で知っておくべきこと
iPhoneの「独占」が終わる日
今日、12月18日から私たちのiPhoneの使い方が根本から変わるかもしれません。
「スマホ新法(MSCA)」が全面施行されました。
これまでのiPhoneと何が一番違うのでしょうか?
一言で言えば、「Appleによる一括管理から、ユーザーによる自由な選択へ」の転換です。
これまではAppleが認めたアプリしか使えず、支払いもApple経由のみでしたが
その「壁」が取り払われることになります。
何が変わる? 3つの大きな変化
具体的に、私たちの画面上では何が起きるのでしょう?
ポイントは大きく分けて3つあります。
① アプリの入手ルートが増える(サイドローディング)
これまでは「App Store」一択でしたが、これからは例えば
「Amazonストア」や「サムスンストア」といった別のアプリストアをiPhoneに入れ
そこからアプリをダウンロードできるようになります。
② 支払いが安くなる可能性
いわゆる「Apple税」と呼ばれた最大30%の手数料を避けるため
開発者が独自の決済手段を用意できるようになります。
「Appleで払うと1,000円だけど、公式サイトで払うと900円」といった
お得な価格設定が出てくるかもしれません。
③ 「自分好み」にカスタマイズ
最新のiOS 26.2では、カスタマイズ性が一気に向上します。
ブラウザ: 最初からSafariではなくChromeやBraveを「標準」に選べる。
音声アシスタント: サイドボタン長押しで起動するのをSiriではなく
GoogleのGeminiやAmazonのAlexaに変更可能になります。
「自由」の裏にある「リスク」
便利になるのは嬉しいですが、セキュリティは大丈夫なのでしょうか?
そこが最大の懸念点です。
これまではAppleが門番として怪しいアプリを弾いてくれましたが
外部ストアのアプリはAppleのフル審査を通っていません。
リスク: 詐欺アプリ、ウイルス、個人情報の流出。
Appleの対策: 「公証」という最低限のウイルスチェックは行いますが
App Storeほどの厳格さはありません。怪しいサイトからアプリを入れようとすると
警告画面が出るようになります。
日本独自の「バランス型」規制
先行するEU(欧州連合)でも似た法律(DMA)がありますが、日本は何が違うのですか?
日本は「セキュリティと自由のバランス」を重視しています。
EUではルールが厳しすぎて
Appleが一部の便利な新機能の導入を遅らせる事態も起きています。
一方、日本の公取委は「安全性に問題がある場合は制限を認める」という
柔軟な姿勢を取っています。いわば、「ユーザーを守りつつ、競争も促す」という
日本流の運用を目指しているんです。
子どもたちを守る仕組み
キャスター: 親として心配なのは
子どもが勝手に変なストアから課金してしまうことですが。
そこは安心してください。18歳未満のユーザーに対しては
保護者の承認が必要な「ペアレンタルゲート」の設置が義務付けられています。
子どもが勝手に外部決済で高額課金するリスクは、しっかり抑え込まれています。
まとめ
私たちはどう向き合うべきか
結局、私たちは明日からどうすればいいのでしょうか?
無理に新しいものを使う必要はありません。
これまで通り「App Store」と「Apple決済」を使い続けてください。これが最も安全です。
「どうしても使いたいアプリが外部にある」
「安くなるなら自分でリスク管理できる」という場合に、慎重に選択肢を広げていく。
自由には責任が伴うということですね。
自分の知識に合わせて、賢くiPhoneと付き合っていく必要がありそうです。
https://www.jftc.go.jp/msca/ [ Source ]
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