自分にあったカメラ選び
はじめに
カメラを買う時は、誰しも必ず悩みます。自分にあったいいカメラ選びは凄く悩みます。いまは、いいカメラが凄くたくさんある、昔のカメラもいいカメラは数多くあるからしょうがないんです。
今回は、たくさんあるいいカメラを絞る際に、参考になるメーカー事情をまとめてみました。たくさんある選択肢の中でまずは、メーカーだけをピックアップしてみるのも良いだろうと思います。
※ あくまで私的なイメージ及び解釈。
Nikon ( ニコン )
かつて三菱の光学兵器部門として設立され、軍事用の望遠鏡などを開発していた。1917年 日本光学工業として設立。
日本の2大メーカーの一つ。信頼性に関しては、ピカイチのメーカー。「石橋を叩いて”壊す”」と言われる程、作り出すカメラのクォリティーは業界随一。フルサイズメインのイメージでハイエンドモデルを推すスタイルで、入門機よりもフルサイズを買いたい。センサーは SONY製。
現在の主力カメラ
Canon ( キヤノン )
1933年 精機光学研究所として設立。少数の技術者で設立されたベンチャー企業。
社名は”観音”様が由来。ちなみに、キャノンではなく”キヤノン”。小さい”ャ”は見難いという事で”ヤ”で記されているそうです。
日本の2大メーカーの一つ。フルサイズからAPS-Cの中級から入門機、またミラーレスまで幅広くラインナップさせている業界大手。カメラは間違いない。センサーは自社製。
現在の主力カメラ
SONY ( ソニー )
カメラ業界では、新参者ではあるものの、コニカミノルタを取込むなど、ミラーレス機は素晴らしい。ソニーの一眼は、一眼”レフ”カメラではなく、一眼カメラ。小さなボディにフルサイズセンサーを搭載したものなど、小さいが故の手ぶれを新しい技術で革新する姿勢などは凄い。ZEISS ( ツァイス ) レンズなどを採用している所は良いが、レンズシステムがまだ弱い印象。これから、レンズシステムが熟してくると業界で凄いメーカーになるかもしれない。
現在の主力カメラ
FUJI FILM ( 富士フィルム )
日本を代表するフィルムメーカー。”写ルンです”や”チェキ”などでも有名なメーカー。フィルム時代からデジタル時代になりカメラ企業として弱くなった部分はある。が、フィルム時代のノウハウを知っている部分は大きく、写真として、またその色。人を写した時の肌色などは、日本人が好む発色は素晴らしく、写真にした時の強さは群を抜いている。
現在の主力カメラ
RICOH ( リコー )
1936年 理研感光紙株式会社として設立。
特にリコーの”GRシリーズ”は愛好家が多く。スナップ写真を撮るならとても良いカメラ。
現在は、PENTAX (ペンタックス) ブランドを傘下に持つ。
PENTAX ( ペンタックス )
かつての旭光学工業。1952年に初の国産一眼レフ「アサヒフレックスⅠ」を発売。
独特の色再現などは好評されており、かつての67Ⅱや現在の645Zなど中判のカメラもおもしろい存在。防塵・防滴性能は業界随一。
現在の主力カメラ
OLYMPUS ( オリンパス )
1919年 高千穂研究所として設立。
小型カメラを凄く得意とするイメージで、現在もいち早くフォーサーズ規格を採用し、カメラ業界における女性需要も現在は多い。先進的なメーカー。
現在の主力カメラ
Panasonic ( パナソニック )
デジタルカメラ時代から業界参入し、マイクロフォーサーズ規格をOLYMPUSと共同で立上げる。”Leica”ブランドを取込み市場を狙う。一定のファンを獲得。現在は、”4Kフォト”やCM-1の様なコミュニケーションカメラという家電に強いメーカーならではの路線を持つ。カメラメーカーとしてはまだ浅いイメージ。
現在の主力カメラ
Leica ( ライカ )
世界で初めて、35mm判カメラを生み出した。この世にいまあるカメラを作り出したメーカー。M型のレンジファインダーカメラはライカ以上のカメラはないと言って良い。現在でもフィルムカメラを量産する稀なメーカーでもあり、M8からレンジファインダーもデジタルになり今だに健在。中判やモノクロカメラ、アルミ削り出しや、アンチチッピングカメラなど独特でカメラ好きを魅了するメーカーで。数多くの有名写真家も愛用する最高級カメラメーカーであり、カメラの王様である。
現在の主力カメラ
Hasselblad ( ハッセルブラッド )
スウェーデンのカメラメーカーで、世界で初めて宇宙から地球の写真を収めたカメラとしても有名なカメラを作るメーカー。気軽に持ち運べる中判カメラの代名詞でもある。
現在の主力カメラ
Rollei ( ローライ )
元祖2眼レフカメラの、ローライフレックスで有名なメーカー。一度は持ってみたいカメラを作るメーカー。
現在の主力カメラ
まとめ
いいカメラや、メーカーはたくさんあります。これを見たからといってここだと言えるメーカーやこれが一番のカメラはありません。カメラを選ぶ最終的なものは見た目のかっこよさのフィーリング。写真の写りのフィールング。持った感じのフィーリング。直感。数字や機能、サイズ、センサーなどはあくまでベースとなるもので、最終的には、 “感覚” だと思います。結局答えはいつもでませんが、この過程が一つにおもしろい所なのでしょう。
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