なぜAppleはiPhoneのバッテリーが低下すると性能を落とすという策を講じたのか?その意図は
昨年12月にiPhoneのバッテリー劣化に伴う性能低下問題が噂されていました。事の発端は、古いiPhoneのバッテリーを交換すると速度が上がるといったユーザーが増えて都市伝説的に噂が囁かれていて、ここに Geekbench が事実という事を白日の元に晒した事に端を発する。iPhoneのバッテリーが劣化すると性能が低下するというのはユーザーにとっては有難くない事です。しかし、まさか意図的にその様な事をAppleがする事はないだろうと思っていましたが、Appleは12月28日に公式サイトでコメントを出し、騒動を認めiPhone6以降の全モデルのバッテリー交換を2018年12月まで減額するという異例の対策を発表。減額によりバッテリーを交換する人が増え、減額分はマイナスにはならないとしても、バッテリーが新しくなった事で買い替えが減り売り上げが落ちると試算されこの騒動でAppleの損失は約1兆円にも上ると言われています。
Geekbench 4
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なぜ性能を意図的に落とす仕様にしたのか
ここで、気になるのがなぜバッテリー劣化に伴い性能を落とす仕様にしたのか。普通に考えれば買い替えをさせる為と思います。がAppleは公式に「バッテリー劣化に伴う突然のシャットダウンを防止する為」という事でした。
じゃぁ、OSの仕様を性能を低下させるのではなくシャットダウンしない様な改善もしくはそういうOSにすればいいと思いますが。それが難しいんでしょうね。
どっちにしてもバッテリーの性能は必ず低下していくので、バッテリーを如何に長く使う為に大切に使うことが大事だというこですね。
目次 1 iPhone バッテリーを延ばす方法1.1 最適温度で使用する。1.2 充電する時はケースなどを外す。過負荷を…
iPhoneXとiPhone8・8Plus はバッテリー低下による性能低下は起きにくいそう
ちなみに、iPhoneXとiPhone8・8Plus に関してはこの問題の影響は受けにくいと言われています。
Apple's newest iPhones, including the iPhone 8, iPhone 8 Plu…
次期iOSバージョンの iOS 11.3 では、バッテリー状態、またバッテリー状態がパフォーマンスに影響を与えているかどうかを確認することができる機能が追加されるそうなので、今後はバッテリーのチェックがしやすくなるそうです。
また、それまではBattery Care というアプリもあるので是非気になる方使ってみると良いかもしれません。
バッテリーケア(Battery Care)
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