macOS 10.14 の変更点
WWDC 2018 の情報もちらほら出てきたので、WWDC 2018に発表され、おそらく9月頃にリリースされるであろう macOS 10.14 の変更されるであろう点を少しまとめておきます。
昨年 2017年にリリースされた macOS High Sierra の変更点を振り返り
名前は Sierra の次だからか「 MacOS High Sierra 」。WWDC 2017 の発表の時に笑いが起きた事を覚えています(^^)
対応環境およびシステム要件としては、前OSの macOS Sierra と同じでした。
iMac late 2009以降 | |
MacBook late 2009以降 | |
MacBook Pro mid 2010以降 | |
MacBook Air late 2010以降 | |
Mac mini mid 2010以降 | |
Mac Pro mid 2010以降 |
主な変更点として、APFSの導入。H.265(HEVC)対応。 HEIF対応。 Metal2対応。 Core MLの整理。Virtual Realityに対応。 二言語入力の改善。といったところでした。目玉はAPFS (Apple File System) 、HFS+の後継ファイルシステム。他もH.265(HEVC)対応。 HEIF対応などベース的なアップデートが多かった様に思います。私自身 正直そこまで変更によるメリットを感じてないですがこれから先を見据えた切り替えで大きな変更だったと言えます。
アップルは日本時間の9月26日2時(25日26時)に新OSとなるmacOS High Sierraをリリースしました。…
macOS 10.14 は何が変わる?
macOSとiOSのアプリが共通になる。
今まで Macで使うアプリとiPhoneやiPadで使うアプリは別々で、両方に対応するアプリでもMac用・iPhone用・iPad用とそれぞれMacのApp Store、iOSのApp Storeでダウンロードして使っていたが、今回の macOS 10.14と iOS12から今まで別々だったアプリが一緒になるとされています。
1つのアプリで両方のOSで利用できる様になるという事。開発者も1つのアプリとして開発できる。
MacのApp Storeと iOSのApp Store が統合されるかどうかはまだわかっていませんが、今までそれぞれでダウンロードして使っていたアプリが1つになるだけでかなりスッキリして連携も良さそうですよね。
それに今までは有料だったら、MacとiPhoneとiPadにそれぞれで使いたかったら 3つ購入していた…。から、1つになる事で購入もしやすくなるでしょうね。今まで何だったんだ…って感じだけど、昔の事をあれこれ言っても仕方ないしアップデートとはそうゆうもんだからね。もしかしたらその分高くなったりするのかもしれませんけどね。
どちらにしろ、iOSの莫大な量のアプリがそのまま Macでも使えるという事でもあるのでそれを考えると着実に進化してきている様な気もします。
32bit アプリの完全廃止
macOS High Sierra が32bitアプリに対応する最後の macOSとされていました。なので、次期macOSは 64bitアプリしか対応しないという事。
新しいアプリは 2018年の1月から 64bitになり、Appleはリリースされるであろう9月ではなく今年の6月までに全てのアプリに 64bitリリースを完成する様に要求している。全アプリが 64bitになる事で私たちユーザーは、今までよりもサクサクした動作の早いアプリを得られるということ。
最近のPCは、CPUも高性能化しRAMも多く積んでいるので、この環境を最大限に活かそうとしているといえる。ただ、古くてスペックの低い対応していないPCではメリットを活かせないし、場合によってはメモリの空きが圧迫されるなども発生し得るので今のうちに新しいMacを買わなければ?
iTunesの進化
macOS 10.14 と同時にiTunesもリニューアルされるとされています。新しいデザインや機能等の情報は現段階ではありませんが、デバッグは少なからずあるでしょうね。
絵文字の追加と反転機能
新しい絵文字が追加され、特定の絵文字では水平方向に反転する機能も追加されるらしいですよ。