Appleが、2021年1月22日に「 iOS 14.4 」と「 watchOS 7.3 」のリリースから、Apple Watchで心電図アプリと不規則な心拍の通知が日本でも利用できるようになると公式に発表。日本以外でも、タイ、台湾、マヨット、フィリピンで開始される。
Apple Newsroom (日本)
Apple Watchの心電図アプリケーションは、ユーザーが手首の上で心電図を記録できる初めての消費者向け製品となります…
厚生労働省の認可が下りず日本では諸外国よりも遅れていましたが、これでようやく、Apple Watch Series 4、Apple Watch Series 5、Apple Watch Series 6で、「心電図アプリケーション」と「不規則な心拍の通知機能」が日本でも使えるようになります。
「 iOS 14.4 」と「 watchOS 7.3 」は、1月中にリリースされるとみられています。
心電図アプリの計測方法
- Apple Watchで心電図アプリを開きます。
- アプリを立ち上げたら、Apple Watchを装着していないほうの手の指をDigital Crownに当て、30秒間待つ。
だけ。
測定が終了すると、Apple Watchに測定画面が表示され、同時にiPhoneに測定終了のポップアップが通知され、「洞調律」、「心房細動」「低心拍数 」、「 高心拍数」、「判定不能」、「記録状態が良好でない」の項目の結果がそれぞれ記録されます。
心電図データは、それぞれPDFとして書き出すことができます。
Apple Watch の心電図アプリはかなり優秀と言われていて、医療用とほぼ遜色がないものとされ、もしApple Watch の心電図アプリで異常がでるようであれば、疑わず病院に行ったほうがいいらしいです。
東京都医師会の尾﨑会長も、Apple Newsroom に
「ようやく日本でも心電図アプリケーションおよび不規則な心拍の通知機能が使えるようになることを大変嬉しく思っております。今後日本で、Apple Watchのこれらの機能が心房細動を早期に発見し、医師との対話、そして治療に結び付けられるような役割を果たしていくことを期待しています」
Apple Newsroom
と、コメントしています。
source：Apple
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