iPhoneSE発売から、約3年が経とうとしています。
アップルはiPhoneSEを2018年の9月13日にiPhoneXSやiPhoneXS MAX、iPhoneXR を発表すると同時に、iPhoneXやiPhone6s、iPhone6s Plus、iPhone SEの発売をやめラインナップからなくしています。
また、iPhoneSE発売から約2年後の2018年の3月頃には次期iPhoneSEが発売されるという話題がたくさんネット上を騒がせました。しかし、iPhoneSE2とされる新型のiPhoneSEは姿を見せることなく今に至ります。
iPhoneは、2018年から3機種発売される様になり、廉価版とされるiPhoneXRが発売され、
まさにiPhoneSEの立ち位置がなくなったと言えます。
さらにアップルはiPhoneの販売を、日本を安牌とし市場の大きい中国を取りに行っているとされ、
大型化やデュアルsimは中国の需要を取り込む意図があると考えられています。
だけど、iPhoneXRに関しては、廉価版とされながらも高価格で際立った特徴もなくその販売は苦戦強いられているといわれ、アップルは緊急会議を行うなどiPhoneの販売数が落ち込んでいる事、業績の見直しなどが最近では耳にすることが多くなってきました。
また、米中貿易戦争で中国でのiPhoneの販売台数は落ち込みほぼアップルは中国市場から撤退の域で、これが大きな原因で業績の下方修正を行なったとも言われています。
アップルがここ何年かで推し進めてきたディスプレイの大型化や高級路線での戦略に陰りが見えてきたということ。
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iPhoneが最も売れている国は日本。
iPhoneの販売数で日本は 69.1%のシェアを占めており本家のアメリカが43.1%。
その日本ではiPhone8が新しく、値下げされ手頃な価格やホームボタンモデルということでiPhoneの中でも売れていて、日本のスマホ販売台数で25%がiPhone8で全体で1位。
次いでiPhoneXが 5.9%で2位、
iPhone8 Plusが 4.3%で3位、
そして6位に iPhoneSEが 3.6%でランクイン。
8位に iPhoneXSが 3.2%、
9位は iPhone6sで 3.1%、
10位にiPhoneXRが 2.7%。
iPhoneXRの販売の不信というのがよくわかり、約3年前に販売された iPhoneSEがいまだに6位という驚異のランクイン。
格安simでの運用目的など理由はあるにせよ、いかに日本はもちろん世界でも需要がある端末なのかということが見て取れると思います。現に、1月20日に突如アメリカでアメリカのアップルが整備済製品のWebページにて新品未開封のiPhoneSEのsimフリーモデルをセールという形で販売を再開しています。
定価 約3万8300円の32GBモデルが約2万7300円と1万1000円値引きされており、
定価 約4万9300円の128GBモデルが約3万2800円と1万6500円値引きされ販売され
即完売。
アメリカでも価格とサイズ感の良いiPhoneSEは今でも人気があり、
このセールでiPhoneSEを販売したのはアップルは株価の維持目的など、iPhoneの販売不信による売上高の改善策として少しでも販売台数を稼ぎたい為だと考えられていますが、
この時期にセールが行われるということに、このセールの裏にはiPhoneSEの需要の確認という意味もあったんじゃないかとも考えられます。
こうした背景から、iPhoneSEの次期モデルが今後何処かのタイミングで販売される可能性が去年の3月よりは確実に高くなっているとみられ、世界ではアンドロイド端末のシェアがやはり多いのですがその要因の一つにやはり価格の問題があると言われています。
iPhoneは高級路線での戦略に舵を切ったと言われましたが、それは成功とは言えない結果になっている。
雑誌や各Webメディアでもそれは取り扱われるくらいで、エントリーモデルと呼べるモデルはiPhoneには存在しない。
そうなった今過去スペシャルエディションの名を冠し販売されたiPhoneSEに目が行くのは必然でその現れが、
今回のアメリカでのiPhoneSEのクリアランスセールとも考えらる。
iPhoneSEの後継機種は今後必ず販売され、リリースは今年ではないかもしれませんが、
iPhoneの販売不信が顕著に表れている今、iPhoneSE2の存在意義が期待され直しはじめているんではないかと思います。
image via Concept Creator