M1チップ搭載 13インチ MacBook Air

M1チップ搭載 MacBook Air

M1チップ搭載 13インチ MacBook Air

Appleが「 M1 」チップを発表し、同時に「 M1 」チップ搭載の機種が発表され
その中のひとつが
「 MacBook Air late 2020 」
残念ながら外観やハードウェアに大きな変化は進化はありませんでしたが
「 M1 」チップによりそのスペックは爆上がりしています。

M1チップ搭載 13インチ MacBook Air

前モデルのIntel製の Ice Lakeを搭載MacBook Airと比較すると
コア数は倍増しベンチマークは約3.5倍
GPUは約5倍にもなるといわれています。
GPUに関してはチップセット内蔵型としてはかなり高いパフォーマンスを発揮していて
ディスクリート型のGPUと比較しても劣らないパフォーマンスを発揮します。
SSDに関しても、改善されたSSDが搭載されているとされていて
従来モデルよりも約2倍速くなっていてパフォーマンス向上に寄与していると言われています。
機械学習も約9倍も改善されています。

これは繰り返しになりますが
ほぼ全てのモデルと比較しても「 M1 」チップは高性能で
MacBook Airも例外なく16インチMacBook Proをも凌駕する性能を誇ります。

M1チップ搭載 13インチ MacBook Air

また、これほどの性能を維持したまま
バッテリーの持ちは最大18時間と従来よりも約1.5倍伸びていて

M1チップ搭載 13インチ MacBook Air

動画編集など負荷のかかる作業を続けなければ丸1日充電なしでもいけちゃえる

この Airは、いままでの軽くて薄型の持ち運びやすいだけのMacBook Airではなく
MacBook Proと同等の性能を持ったMacBook Airになり
MacBook Airだから性能が低いとか、できない事が出てくると言うイメージはなくなり
軽くて薄い持ち運ぶ用のラップトップは「 MacBook Air 」という
新しいイメージになった。
ディスプレイもDisplay P3に対応していて広色域となり、WiFiもIEEE802.11a/b/g/n/ax対応となっています。

M1チップ搭載 13インチ MacBook Air

ベンチマーク

ベンチマークスコアももの凄いスコアを叩き出していて Geekbench 5で計測されているスコアがこちら

CPU

MacBook Air late 2020
( Apple M1 )MacBook Air late 2020
MacBook Air Early 2020
( Intel Core i3-1000NG4 )MacBook Air late 2020
前モデルと比べると凄まじい差があり、その数値も一見何かの間違いでは無いかと思うほどの数値になっています。
Rosetta2環境下でも高い性能を叩き出しています。

Rosetta2 環境下ベンチマークスコアMacBook Air late 2020 Rosetta2

M1 MacBook 性能比較

M1チップ搭載MacBook AirとMacBook Air Early 2020 (1.1GHz Core i3)を
比較すると約5倍、Rosetta 2環境下では約3.8倍速いという結果になるようです。16インチMacBook Pro 2019 (8Core Intel Core i9/2.4GHz)と比較すると
約1.02倍速いという結果になるようです。

GPU

グラフィックス性能でも高い性能を誇っている。価格から見ても普通に考えれば驚くほどパフォーマンスは高いのですが、ディスクリート製品と比べるとまだ性能面では低く、VRや3Dを扱う場合やプロジェクションマッピングなどでは限界感がある。

MacBook Air late 2020
( Apple M1 )MacBook Air late 2020 Rosetta2
MacBook Air Early 2020
( Intel Core i3-1000NG4 )MacBook Air late 2020 Rosetta2

SSD

SSDも改良型が搭載されていて、書き込み・読み込み両性能が向上しています。
やはり容量が多い方が早いと言われています。


書き込み速度 ( Write )

約 2,600 MB/s

読み込み速度 ( Read )

約 2,800 MB/s

M1搭載 MacBook Proとの違い

  • サイレントデザイン
    ( ファンレス )

    ( アクティブクーリングシステムの有無 )
  • Touch Bar
  • 400ニト ディスプレイ
  • スピーカーとマイク
  • バッテリー容量

M1チップ搭載 MacBook ProとM1チップ搭載 MacBook Airの違いは
小さいところではディスプレイが400ニトなのか500ニトなのかの違いや、スピーカとマイクの若干の品質の違いがあるものの大きな差ではなく、バッテリー容量もMacBook Airでも十分な為、大きな違いとしてはファンレスとTouch Barの有無、バッテリー容量。

サイレントデザイン ( ファンレス )

今回の M1チップ搭載 MacBook Airは冷却ファンが搭載されていない。
代わりに放熱版がありファンが回りうるさいという事がなくなる。
サーマルスロットリングなど熱問題に関しては性能を一時的に落として
対処しまた復帰するということを行い復帰も多くのレビューによれば早いと言われています。
かつてのそもそもにパフォーマンスを落とし省電力化した Core MシリーズのMacBook の様なファンレスとは大きく違う。

クーリングプレートM1チップ搭載 13インチ MacBook Air
MacBook Air Early 2020MacBook Air Early 2020
MacBook Air late 2020 ( M1 )MacBook Air Early 2020

Touch Barの有無

Touch Barに関しては人それぞれ考え方が違うのでこれは好みの問題ですが
使い方によっては便利ではあるもの。

残念なところ

外観デザインやハード面、新しいテクノロジー搭載は勿論あった方が良かったんですが
価格から考えてもまだ良いとして
ただ、今回FaceTimeカメラ ( 前面カメラ )が従来通りの 720pのままだったこと。
これは、本当にダメなポイントで今回「 Advanced camera ISP 」という技術で今までよりも綺麗になります。とのことは謳っていますが
やはり 1080Pには物理的に及ばない為ここくらいはいくら前モデル購入者に気を遣っていてもマイナスポイントとなる。

Advanced camera ISPM1チップ搭載 13インチ MacBook Air
M1チップ搭載 13インチ MacBook Air

M1チップ搭載 13インチ MacBook Air

いまM1チップ搭載 MacBook AirかProを買う上でどちらか迷っているのであれば
Touch Barがどうしても欲しい場合と、負荷のかかる作業を長時間することが多い場合はM1チップ搭載 MacBook Proを選んだ方が良さそうですが性能やコスパを考えると今回は M1チップ搭載 MacBook Airがとてもいい選択だと思います。

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source : Apple
source : ifixit
source : MACお宝鑑定団のBlog

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