MacBook Pro Mid 2018

MacBook Pro 2018 発売!! どう進化した?

ステルスリリース!! MacBook Pro Mid 2018 発売。外観やハードに変化はないがかなりのスペックアップ。

米国時間 7月11日に、新型のMacBook Pro 「 MacBook Pro Mid 2018 」が発表された。EECにそれらしき番号があったことでそろそろ発売されるのではないかと言われていましたが、突如としてなんの前触れもなく、発表されました。いきなりだったからびっくりした。

Apple(日本)

M4、M4 ProまたはM4 Maxチップを搭載したMacBook Proノートブック。Apple Intelligen…

13inchと15inch共通で主にはスペックアップで外観や大きさや重さに変わりはありません。変わったところといえば、第8世代の Coffee Lake CPUを搭載、True Tone Retina ディスプレイ第3世代バタフライキーボードApple T2 を搭載しセキュリティー向上「 Hey! Siri 」に反応。となっています。

また、15inchに関しては、「 ヘキサコア 」いわゆる 6コアのCPUが搭載され、DDR3メモリからDDR4に変わり最大32GBのメモリを積むことが可能になりました。

残念ながら13inchにはヘキサコアCPUと32GBメモリは積めません。ただ、CPUはデュアルコアからクアッドコアになっている。

ここに来て15inchのスペックをに関しては “Pro” の名に恥じない最強のラップトップ性能になっています。フルスペックだと73万円以上するらしい…。2016年モデルから2017年モデルになった時はこれほど大きな進化ではなかった。それにWWDCとかで大々的にではないにしては結構大きな進化。これは…欲しいなぁ…。13inchでヘキサコアと32GBメモリの搭載が出来る様になったら買い換えようかな。

進化・変化ポイント

CPU

13inchは、最高スペックで第8世代 2.7GHzクアッドコア Intel Core i7 を搭載し、従来モデルより 2倍高速に。15inchは、最高スペックで第8世代 2.9GHzヘキサコア Intel Core i9 を搭載し、従来モデルより 最大70%高速に。なり、様々な処理の時間が速くなる。

MacBook Pro Mid 2018
image via Apple
MacBook Pro Mid 2018
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メモリ

15inchに関しては、メモリを最大32GB積める様になる。今回から、2400MHzのDDR4になり以前の最大16GBのDDR3メモリよりも 2.8倍高速になる。あらゆる作業をサクサク行うことができる様になる。

MacBook Pro Mid 2018
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GPU

15inchモデルでは、4GBのGDDR5メモリ搭載の Redeon Pro を搭載。13inchモデルは、Intel Iris Plus Graphics 655 を搭載。従来よりも滑らかでスムースなグラフィックタスクを行うことができる様になる。

MacBook Pro Mid 2018
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True Tone Retina ディスプレイとサウンド向上

周囲の光の色温度に合わせてホワイトバランスが自動で調整され、画面が自然な見え方になるという True Tone テクノロジーが採用された。sRGBよりも25%多い色と500ニトの輝度でより美しい画面へと進化している。

また、サウンドもスピーカーを直接システム電源に繋ぐなどしてより迫力のある低音や広いダイナミックレンジ、増幅のピークが大きくなっていて、2016年モデルからサウンドに関してはかなり進化したと感じましたが、2018年モデルでさらに進化。

MacBook Pro Mid 2018
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Apple T2 チップ

セキュアブート機能と暗号化ストレージ昨日の基盤となる Secure Enclaveコアプロセッサが組み込まれていてシステム管理コントローラやオーディオコントローラ、SSDコントローラなど多くのディスクリートコントローラが一つに統合されたもので、MacBook Proのセキュリティが一段と強固なものになる。また、これによってMacBook Proでも「Hey Siri」が使える様になりました。

MacBook Pro Mid 2018
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進化したSSD

MacBook Pro Mid 2018は、SSDがめちゃくちゃ速くなったと言われています。シーケンシャルリード速度は最大 3.2GB/sにもなるとされており現存するラップトップの中で最も早いとも言われています。13inchは最大 2TB。15inchでは最大 4TB搭載することができます。さすがにSSDでテラってなるとかなりの金額になるから現実的ではないですが、速さを追求するのであればありなのかもしれません。

 

MacBook Pro Mid 2018
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第3世代 バタフライキーボード

リコールが公式に行われる様になったバタフライキーボードですが、MacBook Pro Mid 2018からはじめて第3世代になり、シリコンラバーが新たに設けられてゴミが入りにくく壊れにくくなり、またバタフライキーボード特有のペチペチという高い感じの音が静かになったとされています。

比較

13inch

MacBook Pro Mid 2018 MacBook Pro Mid 2017
256GB モデル 512GB モデル 256GB モデル 512GB モデル
CPU 2.2GHz クアッドコア 第8世代 Intel Core i5 ( Turbo Boost時 最大 3.8GHz )、128MB eDRAM 3.1GHz デュアルコア 第7世代 Intel Core i5 ( Turbo Boost時 最大 3.5GHz )、64MB eDRAM
RAM 8GB 2,133MHz LPDDR3 オンボードメモリ 8GB 2,133MHz LPDDR3 オンボードメモリ
ストレージ 256GB モデル 512GB モデル 256GB モデル 512GB モデル
グラフィック Intel Iris Plus Graphics 655 Intel Iris Plus Graphics 650
ディスプレイ 13.3インチRetinaディスプレイ
(2,560 x 1,600ピクセル、227 ppi)
500ニトの輝度
広色域(P3)
True Toneテクノロジー
13.3インチRetinaディスプレイ
(2,560 x 1,600ピクセル、227 ppi)
500ニトの輝度
広色域(P3)
Touch Bar / Touch ID 有り 有り
ポート Thunderbolt3 x4

3.5mm ヘッドフォンジャック

Thunderbolt3 x4

3.5mm ヘッドフォンジャック

サイズ 1.49(高さ) x 30.41(幅) x 21.24(奥行き) [cm] 1.49(高さ) x 30.41(幅) x 21.24(奥行き) [cm]
重量 1.37kg 1.37kg
価格 198,800円 220,800円
198,800円
220,800円

Touch Bar 搭載モデルにて比較

13inchは上記以外にカスタムオプションで、CPUを 2.7GHzクアッドコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大4.5GHz)128MB eDRAM、RAMを16GB 2,133MHz LPDDR3メモリ、SSDのストレージ容量を512GB or 1TB or 2TB にアップグレード可能。

15inch

MacBook Pro Mid 2018 MacBook Pro Mid 2017
256GB モデル 512GB モデル 256GB モデル 512GB モデル
CPU 2.2GHz ヘキサコア 第8世代 Intel Core i7 ( Turbo Boost時 最大 4.1GHz )、9MB 共有L3キャッシュ 2.6GHz ヘキサコア 第8世代 Intel Core i7 ( Turbo Boost時 最大 4.3GHz )、9MB 共有L3キャッシュ
2.8GHz クアッドコア 第7世代 Intel Core i7 ( Turbo Boost時 最大 3.8GHz )、6MB 共有L3キャッシュ 2.9GHz クアッドコア 第7世代 Intel Core i7 ( Turbo Boost時 最大 3.9GHz )、8MB 共有L3キャッシュ
RAM 16GB 2,400MHz DDR4 オンボードメモリ 16GB 2,133MHz LPDDR3 オンボードメモリ
ストレージ 256GB モデル 512GB モデル 256GB モデル 512GB モデル
グラフィック Radeon Pro 555X ( 4GB GDDR5メモリ グラフィックス自動切替機能 ) Intel UHD Graphics 630 Radeon Pro 560X ( 4GB GDDR5メモリ グラフィックス自動切替機能 ) Intel UHD Graphics 630
Radeon Pro 555 ( 2GB GDDR5メモリ グラフィックス自動切替機能 ) Intel HD Graphics 630 Radeon Pro 560 ( 4GB GDDR5メモリ グラフィックス自動切替機能 ) Intel HD Graphics 630
ディスプレイ 15.4インチRetinaディスプレイ(2,880 x 1,800ピクセル、220 ppi)
500ニトの輝度
広色域(P3)
True Toneテクノロジー
15.4インチRetinaディスプレイ(2,880 x 1,800ピクセル、220 ppi)
500ニトの輝度
広色域(P3)
Touch Bar / Touch ID 有り 有り
ポート Thunderbolt3 x4

3.5mm ヘッドフォンジャック

Thunderbolt3 x4

3.5mm ヘッドフォンジャック

サイズ 1.55(高さ) x 34.93(幅) x 24.07(奥行き) [cm] 1.55(高さ) x 34.93(幅) x 24.07(奥行き) [cm]
重量 1.83kg 1.83kg
価格 258,800円 302,800円
258,800円
308,800円

15inchは上記以外にカスタムオプションで、CPUを2.9GHz 6コアIntel Core i9(Turbo Boost使用時最大4.8GHz)12MB共有L3キャッシュ、RAMを 32GB 2,400MHz DDR4メモリ、グラフィックを Radeon Pro 560X(4GB GDDR5メモリ搭載)、SSDのストレージ容量を 512GB or 1TB or 2TB or 4TB へアップグレード可能。

今回の目玉はやはりCPUの進化。最大スペックで前モデルから13inchでは2倍、15inchでは70%速くなる計算で大幅な進化を遂げている。特に15inchの度合いは大きくてヘキサコアの Core i9で、メモリMAX 32GB搭載可能というのはかなりモンスタースペック。MacBook Proの2018年モデルは 15inchが正解。

13inchへのヘキサコアやメモリ 32GB搭載がなかったことや FaceID等の新機能がなかったことが残念だが来年もしくは再来年の進化へ期待ができる。13inchのヘキサコアとメモリ 32GB搭載が可能になった時点もしくはビックマイナーがされるであろう2020年モデルに期待して私は今回はスルーです。

Apple(日本)

MacBook Proノートブックが、M4チップファミリーを搭載。Apple Intelligenceのために設計されま…

MacBook Pro Mid 2018
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