MacBook Pro late 2016 修理
今回の話は少し前になりますが、昨年の11月にMacBook Pro late 2016 を修理に出したので、その時のお話になります。
そもそも、なぜ修理に出したかというと10月くらいから MacBook Pro late 2016の持病とも言える、
「バタフライキーボードの不具合」が我がMacBook Pro late 2016にも発症してしまい、Apple Store に持っていっても埒が明かなかったので、丁度購入から1年が経とうとしており保証期間内に解決しておきたかったので今回修理に出しました。
MacBook Pro late 2016 の持病
MacBook Proに初めて搭載されたバタフライキーボードですが、MacBook での搭載を経てきてはいるのですが不具合が多くこれは、残念な事に珍しいことでもなくネット上でも検索すればすぐ出てくる様な事柄になります。
【追記】当記事で書いている故障に関して、Appleは無償修理プログラムを発表しています。…
最近増えているのがMacBook Pro(2016)のキーボードに関する問題。「キーのクリック音が高い」「キーが反応しな…
そして、キーボードの不具合といっても、発症箇所は人それぞれで多岐にわたるそうですが、私の場合は、「Nキーを1回タップすると2回タップされる挙動」でした。こうしたキーボードの不具合は、画面割れなどの破損などからしたら見た目が普通だし、騙し騙し使おうと思えば使えるので大したことなさそうですが、毎日毎日MacBook Proで作業をする私みたいな人間からすると死活問題となります。
なので、最初は「あれっ?」という感じで、「まさか?」と思って1ヶ月くらい大人しく使っていましたが、やっぱりおかしい。し、SMCリセットからNVRAMリセット、更には OSの再インストールまでして何の変化もなし…。イライラしてきたので、これはもう無理だと思って、GeniusBar を予約して、Apple Storeに持って行きました。持病だけあってか、担当者いわくその日で私と同じ症状で持ってこられた方が3名もいらっしゃいました。との事でした。最初は丁度この時くらいにmacOS High Sierra がリリースされてそれをインストールした時くらいから症状が出てきたので、もしかしてと思っていたのもあったのですが、他の方は違うOSだったし、ソフト面の問題ということがあるのかというと担当者もわからないようでしたが、Apple Store 1店舗で1日に3名も同じ症状で来店があったという事だったので、Appleから何らかの対策があるかもという気持ちとOSのアップデートを待つのも手かもしれませんと言う事で、保証期間があまりないから、それもあって持ってきた旨を伝えてあったのもあり、「今日来店していただいてあるので保証期限後でも修理ということになった場合は、今日のことは加味するようにはしたいと思います。」との事だったので、今回は少し様子を見てみようと思いその日は帰りました。
しかし、待てど待てどOSのアップデートもアナウンスなど音沙汰なく、保証期限も切れたら結局は面倒な事にはなるわけだからと思い、ピックアップデリバリーを選択し修理に出しました。
修理
Appleの人達はみんないい人なので、依頼時も特にいい対応でしたが、「飲み物などこぼされたりしてはないです…よね?」って1回言われました。笑 事務的に聞かなければならないんでしょうが、ちょっと…意外でした。
そんなんでこんなで、Appleの修理は3日もあれば戻ってくるので待っていると、すぐ帰ってきました。
そして、結果は…
と修理明細みたいなものをみてみると、やはりハード面が悪かったようでトップケースを丸ごと変えたとの事でした。ということでSSDとバッテリーは新品という事になります。まぁでも、保護フィルムやスキンシールなど破棄と再購入と修理に出す際の準備の手間を考えると、1年経ってないしバッテリーもケアしながら使うタイプなのであまり得をしたという気分ではありませんが側面的に修理に出して良かったかなと思います。人によっては新品と丸ごと交換もあるみたいですしね。
そして、キーボードも以前のものとは少し違うタイプのものでした。late 2017のものではないようですがそれに近いものでしょうかcontrolキーに記号がプラスされ、optionキーのaltの文字が記号に変わっており、returnキーのEnterの文字表記が無くなったりなど少し仕様が変わっていました。そして肝心のN キーですが…正常です。
なんの問題もなくフラストレーションが溜まることもなくなりました。
修理報告書
Appleの修理はiPhone6の画面割れ以来2回目になりますが、対応は良くいつも感心します。
それと地味に返却時作業報告書が入っているAppleのクリアファイルが手に入るのが嬉しかったりします。
修理前
修理に出すのが嫌な理由の一つに、今まで買って神経を使って貼った保護フィルムや、スキンシール類をとらないといけないこと。特にスキンシールって結構粘着力が強くて剥がすのもイライラする。しかも、また買って…てなるともったいないし面倒くさい…
修理後
退院後に、以前と同じ保護の為にスキンシールを貼りました。
前回貼っていた、【全31色】 wraplus for MacBook Pro 13 インチ 【ガンメタリック】 スキンシール (Late2016 ~ )も、色味もよく気に入っていたのですが、
目次 1 Macbook Pro Late 2016 スキンシール1.1 はじめに1.2 今回購入したもの1.3 Pho…
今回は、更に色がMacBook Pro スペースグレイに近い、
LENTION 全面保護シルバースキンシール 液晶保護フィルム 5点セット 3M技術4H硬度 (NEW 13インチMacBook Pro 2016 / 2017用)を液晶フィルムもセットでコスパが良かったという事もあり貼ってみました。
まとめ
MacBook Pro late2016では今回の様な症状はかなりあるようですので、同機種をお持ちの方や late 2016の初期ロットを持っている方は特に症状が出る可能性は高いと思われるので注意と発症した場合は素直に修理した方が無難だと思います。late 2017でも改善はされている様ですがまだ同症状が出る場合もある様です。私の中でMacBook Proは最強のラップトップのはずなので少し残念ではありましたが、相変わらずAppleの修理対応は速いし素晴らしかったです。あと、今回私の場合はハード面が悪かったので修理が出来ましたが、ソフト面が原因の場合もやはりあるようで、修理依頼をする際はSMCリセットとNVRAMリセットくらいはしてから判断した方がよろしいかと思います。
私のMacBook Pro、キーボードが不調だったのです。
もう持ち込み修理に出す覚悟だったんですが、Appleサポー…
何はともあれ、MacBook Proはいつでも愛機は愛機なんですが、ここまで依存しているということが今回悪くなってはじめて思わされました。やっぱりMacBook Proは最強のツールなんだなと。