Nikon Z7用 新ファームウェア C:Ver.3.00 リリース

2020年2月18日(火)に、Nikon Z7用 新ファームウェア C:Ver.3.00 がリリースされました。
ダウンロードは、ニコン ダウンロードセンター から。

変更内容

  • • ProGrade 製および Lexar 製の CFexpress カード(Type B)に対応しました。
    • ※ 詳細は、各地域・国のサポートページを参照してください。
  • • カスタムメニューの a4[オートエリア AF 時の顔と瞳認識]に[動物認識する]を追加して、顔認識 AF と瞳 AF 機能が「犬と猫」にも対応しました。
    • ※ 犬と猫の瞳および顔を検出します。動画撮影時には「顔認識」のみ動作します。
  • • [AF エリアモード]>[オートエリア AF]の[ターゲット追尾 AF]の操作性を改善しました。
    • – [オートエリア AF]時に OK ボタンで[ターゲット追尾 AF]動作に入る機能を、[カスタムメニュー]> f[操作]> f2[カスタムボタンの機能](または g2[カスタムボタンの機能])で、Fn1、Fn2 ボタン、レンズの Fn1、レンズの Fn2 ボタンに割り当て可能
    • – 静止画撮影でフォーカスモードが AF-C(コンティニュアス AF)時に[ターゲット追尾 AF]動作中にシャッターボタンの半押しまたは AF-ON を解除したときの動作を変更
      • ※ 静止画 AF-C 時のターゲット追尾の動作が、デジタル一眼レフカメラの[3D-トラッキング]に似た操作感になります。
  • • [カスタムメニュー]> f[操作]> f2[カスタムボタンの機能]に[レンズの Fn2 ボタン]を追加して、Z マウントレンズの L-Fn2 ボタンへの機能割り当てに対応しました。
    • ※ 2020年2月12日時点では、NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S のみ
  • • Zマウントレンズのフォーカス制限の切り換えに対応しました。
    • ※ 2020年2月12日時点では、NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S のみ
  • • オートフォーカス撮影で、Z マウントレンズの「フォーカスリング」または[フォーカス(M/A)]を割り当てた「コントロールリング」を操作したときに、マニュアルフォーカスに切り替わる感度を最適化しました。
  • • 以下の現象を修正しました。
    • – [ファインダーの明るさ]をマニュアル設定して、半押しタイマーから復帰したときにファインダーの明るさが変わってしまう場合がある。
    • – iOS13 のスマートデバイスにおいて、SnapBridge とペアリング完了後に「Bluetooth ペアリングの要求」というダイアログが表示される。
    • – 撮影画像に横筋がまれに発生する場合がある。
  • ※ 本カメラの NVM Express 制御部分に含まれるオープンソースソフトウェアに適用されるライセンスは、「BSD License (NVM Express Driver)」をご参照ください。

簡単にまとめると

  • SONY製以外にProGrade DigitalLexar製のCFexpress カード(Type B) に対応
  • 犬と猫の顔検出AF・瞳検出AFに対応
  • ターゲット追尾AFの操作性の改善
  • 各バグフィックス
  • NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sへの対応

CFexpress カード(Type B) への対応に関して少し期待されていた、SunDisk製のCFexpress カード(Type B) への対応は残念ながら今回のファームアップでは行われませんでしたが、ProGrade DigitalLexar製のCFexpress カード(Type B) に対応が公式に対応され、犬と猫の顔検出AF・瞳検出AFに対応やターゲット追尾AFの操作性の改善は、静止画モード/AF-C設定でターゲット追尾を開始した時の操作性が向上し、これによりレフ機の 3D-トラッキングのような操作感になるとされています。
よりZシリーズが魅力ある機種になる。
バグフィックスも含まれているのでオーナーは迷わずアップデートですね。


source:Nikon

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