3月4日、Nikonから写真や動画の閲覧、現像、編集ができる新しいPC用のソフト
「NX Studio」がリリースされました。
「NX Studio」は、簡単にいうと、これまでの閲覧・管理用ソフトの「ViewNX-i」と現像・編集用ソフト「Capture NX-D」を
一体化させたソフトで、この2つのソフトの機能を統合し、ViewNX-iとCapture NX-Dを行ったり来たりしなくて良くなり
煩わしさがなくなりシームレスに作業が行なえるようにしたものになっています。
UIも言うなれば、Lightroomのようで使いやすいです。
ちなみに、今後、ViewNX-iとCapture NX-Dはアップデートせず、NX Studioに一本化されるようです。
「NX Studio」は機能こそ、これまでと同様ですが、UIのレイアウトや画像などの読み込みも速く、全体的に使いやすくなった印象で
他のソフトに劣らない UIや操作性にもなってきて、Nikonに特化した絵作りができる現像ソフトとして
進化しているなと感じることができます。
また、Nikon Zシリーズの様なUIにも似ていて、Zシリーズからクリエイティブピクチャーコントロールが導入され、これに寄せてきた形で
カメラと同じような感覚で操作でき、そう言った意味でも使いやすい環境になっています。
主な特長
- 画像閲覧、RAW現像、画像編集、シェアのワークフローが一つのソフトで完結
- 画像表示、編集操作の反映など、全体的にクイックレスポンスで静止画・動画を問わず快適に扱える
- 画像処理ワークフローに沿って整理した多彩な機能を、左から右への自然な流れでレイアウト
- ViewNX-i、Capture NX-Dユーザーが違和感なく使えるよう、基本的なデザインテイストを踏襲
- 一般的な画像編集ソフトにも共通する操作性で、初めてでも直感的に操作が可能
- 不要な要素を極力無くし、色味・文字サイズ・形状・余白を調整した、操作しやすいデザイン
- 表示関係の操作が直感的にできるよう、操作部をボタンでわかりやすく集約
- LCHエディター、カラーコントロールポイントなど、細部にわたる編集機能はCapture NX-Dから踏襲
- 「Movie Editor」のシンプルな操作で、簡単に素晴らしい動画編集ができる
- 画像編集項目のテキスト表示、調整項目ごとのグループ化で、目的の機能を見つけやすく、操作が簡単
- カメラと同じ用語を用いたメニューで調整したい項目が見つけやすく、調整結果を次の撮影に活かしやすい
ワークフローに合わせた保存形式を、サイドカー形式(初期設定)、直接保存形式から選べる- Nikon Transfer 2またはCamera Control Pro 2との連携で後処理ワークフローが容易
- XMP/IPTC情報の編集およびプリセット管理機能はViewNX-iを踏襲
- NIKON IMAGE SPACEやYouTubeなどのWebサービスへのスムーズなアクセスが可能
- Epson Print Layoutと連携した印刷が可能
NX Studio is the ideal way to easily and conveniently view a…
source:Nikon