Nikon Z9 供給不足はまだまだ続く。2022年10月入荷は強ち大袈裟ではなく更に延びる可能性も。

Nikon Z9の供給は未だ難航していて
Nikonは、部品調達の制約からの部品不足が解消されないことから
月生台数の増強がまだまだ難しい状況にあるとしています。

Nikon Z9の売れ行きは今でも多く
バックオーダーは数万台といわれています。
Nikon Z9の人気と
今年に入りさらに状況は悪くなり
部品調達の制約等の問題の長期化により
解消の目処が経たなくなったことから
実際に、今から購入(予約)した場合
ヨドバシカメラとビックカメラの
次回入荷状況が2022年10月上旬以降になってましたが
11月上旬頃に延びています。
ある程度保険で少し大袈裟にとれる2022年10月上旬からも
更に延びるという状況になっています。
部品不足の解消までに数か月以上かかる見込みとのことで
Nikon Z9 が未だに届いていないユーザーはたくさんいて
解消の目処も経っていないのが現状とされています。

Nikonの2022年3月期
第3四半期 決算説明会・主な質疑応答

Q:新製品の販売状況について。「Z 9」のバックオーダー状況
A:12月に発売した Z9はお客様から高い評価を頂いており、売れ行き・オーダーは順調ですが、部品不足から十分な供給ができていません。
Z9のバックオーダーは数万台あり、解消するまでに数か月かかる予定です。
月産台数の増強は部品調達の制約もあり難しい状況ですが、早期解消に向け最大限努力してまいります。

半導体不足は未だに解消される気配もなく
半導体納期は長期化が深刻な問題となっています。
最長2年ともいわれ、家電・車など様々な製品で生産減少が起き
カメラの国内生産は2年前からだと約2~3割減といわれ
ミラーレス一眼レフ国内シェア1位のSonyも21年11~12月に3度にわたり
ミラーレスカメラ6機種の注文停止・生産終了を行なっています。
こういった商品が足りず売れないという機会損失で
Sonyは2021年第4四半期カメラ部門売上高が前年同期比 約4%減といわれています。
国内生産量でもデジタルカメラでは、約25%減だといわれています。

これから数年、もしくはずっと
こういった製品は値上がりするもと考えられていて
「 ちょっと待てば値下がりするだろう」というような
考え方は通用しなくなってきていて
それどころか、廉価版のエントリー向けレンズキット製品ですら
値上げし、昔のように10万円以下で買えるような時代は数年こないのではないかという
意見もあり、中古市場も値上がり傾向にあり
今所持している機材の価値というものが
上がるとものと考えられます。

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参考:Nikon
画像引用:Nikon

 

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