USBの規格推進団体USB Implementers Forum（USB-IF）が
現地時間 5月25日に、約2年ぶりに USB Type-Cをアップデートし
「 Revision 2.1 」を発表。
同時に、USB Power Delivery規格 Revision 3.1 V1.0で策定された
最大240W充電に対応したケーブルが新しく定義されています。
現在のUSB PDは、最大 20V/5Aの 100V充電に対応していますが
新規格の「 Extended Power Range (EPR) 」は、48V/5Aの 240W充電に対応。
ただ、やっぱり 100W以上で充電するためには対応ケーブルが必要で
eMaker ( USB-Cケーブル内蔵ICチップ )も充電器の他にも必要になります。
現状は、100Wもあれば、大抵のラップトップなどは充電でき不便は全然ないですが
ゲーミングノートPCなどでは、一部で 200W以上必要とされる場合もあり
この場合、専用のACアダプタを使用するしかありませんでしたが、充電器で利用可能となるかもしれません。
また、WWDC 2021で発表されるとされる新型のMacBook Proのうち
16インチMacBook Proが
この、USB-Cリビジョン2.1「Extended Power Range」に対応するともいわれていて
もし本当であれば、フルパワーでGPUを使っても
バッテリーが減ることが無くなると考えられています。
