ニコン Df ゴールド 購入
はじめに
今年、最初の記事は去年の11月に発表された時から心惹かれ続けていた商品の紹介です。
概要
image via http://www.nikon-image.com/
image via http://www.nikon-image.com/event/campaign/df_gold_edition/index.html
【 Nikon HP 】 http://www.nikon-image.com/
【 Df Page 】 http://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/df/
Nikon Df ゴールドエディション とは
Nikon が 2013年の11月にフィルム時代のF3などを彷彿とさせる
現代の一眼とは一線を画し話題となったDf 発売して、今年で1 周年。
これを記念して、
発売されたのが、黒Dfの シルバーパーツをゴールドカラーであしらったDf。
ボディのみが 600台。50mm f1.8 のスペシャルモデルがついたレンズキットが1000台。
計1600台限定のDf。持つだけで愉しく、特別な感情にさせてくれる特別なカメラ。
Df : Inspiration on Contact
購入の経緯
2013年に Dfが発表され、これだけでも結構びっくりしてかっこいいと思っていました。これがカメラだって形が堪らなくかっこいいですよね。買われた方もたくさんいらっしゃると思います。でも、やはりフルサイズということもあり値段が高いから手が出なかった。こんな方もたくさんいらっしゃると思います。写真を撮るを前面に押し出したカメラで動画撮影機能すらありません。そして、同じお金を払えばニコンの高画素機 D810も買えたりして久しぶりにカメラが欲しくなったんですが、一歩踏み出せないところあって踏み切れていませんでした。しかし、今回限定で程良いゴールド感のこの Dfが発表されて、だいぶ沈静化していた物欲が再発して今回買ってしまいました。
買う時は、ゴールドは成金趣味であまりに悪趣味で目立つかなとも思いとどまった時期もあったのですが、最近のNikkorレンズは金の文字や金輪だから意外に似合ってしっくりくるかなとも思い、オールドレンズは物によっては見た目的に厳しいかもしれませんが、いじって品のあるDfにしようと思いゴールドしました。
なにより、この特別感と高級感はハンパないですね。
スペック
ほぼ1年前のDfと変わりないです。なので、スペックは他の多くで述べられていますし、詳細は下記リンクをご覧いただきたいと思います。
ここではDfというカメラを他のニコンフルサイズ機との相対性でDX機は考えずに、ファインダー視野率などフルサイズ機としての基本スペックは入れずに話していきたいと思います。このDfに関しては考え方が重要だと思います。現にニコンのカメラの中でもその立ち位置は明確ではありません。考え方によってはダメなカメラとも言われかねない。しかし、違う角度から見ればカッコよく味わいが深いカメラ。機能面であと1歩で残念で悪いところもある。でも、フルサイズとして軽く使いやすい。見た目っもクラシックでかっこいい。など、天邪鬼気質であり、万人受けではない。だから面白いカメラなんです。
まずは、
Dfの突筆すべきいいところ
1,625万画素 センサー
D4とほぼ同じセンサーで 1,625万画素センサーを搭載。これに関しては、個人的には賛成です。D4と違いシャッタースピードや連射性能がD4に比べて劣っているのに1625万画素は少ないのではないのか。と思います。でも、良くデジタルカメラを語る上でよく画素数を用い画素数が多いほど良いとされる風潮がありますが、確かに多い方が写真としては正義です。以前この 1,625万画素以上はそれほど違いはないとされ高画素化は無意味とも言われたりもしましたが、やはり高画素の写真の方が綺麗です。現に、D800やD810で3,635万画素センサーを用いています。でも、写真を撮る側で考えれば少し扱いにくい。ちょっとのブレや動きに厳しく、レンズもやはりいいものではないと綺麗な写真にすることはできません。それに、カメラ自体の動き的にもやはり高画素は扱いづらく、処理速度も遅くなるしそれに伴うエネルギーも大きくなる。使い方が限られ気軽な撮影や軽快な撮影ができなくなってくる。それに、使ってみた結果ですが1,625万画素が一番バランスが取れているような気がします。高感度特性も改善されされたD810でもやはり、ISO常用で12800,拡張51200と、画素ピッチの影響は無視できていません。高感度撮影はしないにしてもカメラは余裕があればある程良いです。なのでやはり、使いやすく画質の面ではやはり、1,625万画素は正解だと思います。だから、フラグシップ機は高画素ではないんですね。この先、もっと大きな撮影素子やそれに代わる何かが出ない限りはここらへんの画素を用いたセンサーが一番カメラとしては正義な気がします。高画素は良いですが正義ではない。高画素=良いカメラではない。ということ。
それに、絵は文句なくめちゃくちゃ綺麗です。それに、この画質と高感度特性で画素数的にフラグシップのD4Sより少し上なのもちょっといい気がしますね。
ISO感度
センサーと同じく、感度は文句ないです。常用で12,800。拡張で204,800まで最高使えます。20万って桁が違いますよね。センサー同様カメラにとってこの余裕は非常に大事な要素だと思います。
強靭、堅牢かつ軽量・防塵防滴仕様
マグネシウム合金が使われ、軽量かつ堅牢ガッチリ設計。D810と同じ防塵防滴仕様とされています。これも、カメラとして非常に大切な要因ですので良いですね。その上、765gとフルサイズ機としては最軽量で、持つと明らかに重さが違い、気軽に撮影がどこでも出来ます。
かっこいい
一番の魅力ですが、外観がかっこいい。クラシカルで高級感があるこれぞカメラという形。わかる人が見れば、「おぉ、いいカメラ持ってるなぁ」とちょっと見てしまうカメラです。特にゴールドは限定であり、特別なレンズも作られるくらいです。さらに、ダイヤル操作で直感的に操作できるのもこのDfしかなく、これがすごい便利でいいです。形が美しいカメラというのはそれだけで理に適って良いカメラなんです。
それに、意外にここが一番大事かもしれないポイントで、ゴツいけどなにか他の一眼と違い先入観がなく極端に言うと、持っていても、写真を撮っていてもコンデジで撮っている様な雰囲気で周りに馴染み違和感がない。これが、Dfの最大の魅力かもしれません。
縦「Nikon」復活
1987年の F-401AFから斜体になって以来の、約28年ぶりの旧タイプ ( 日本光学工業 (旧社名) ) のロゴ採用。開発者の後藤氏も苦労したと言っていたが、すごく良い判断でよくぞ頑張ってくれたと思いましたね。これで、斜めだとやっぱりカッコよくない。
非Ai レンズが使用可能
非Aiレンズでの開放測光撮影が可能に。私は、クラシックレンズは持っていなく使ったことがないのですが、ノクトニッコールなどの古き良きレンズもいずれは使ってみたいと思っています。レンズの幅が広がることになるのでとてもいいことですよね。特にFマウントの NIKKORレンズはすごい数のレンズがありますしね。また、ファインダーも視野率100%で綺麗。個人的にDfはニコンの中でも、ファインダーは見やすい方だと思うので、マニュアルレンズでも構図やピント合わせは凄い良いと思います。
省電力設計
電気回路の効率化などで、進化した省電力設計で、入門機D5300やD3200と同じ、” EN-EL14a ” を使用しているにも関わらず、約1400コマもの撮影が可能。D5300で約600コマで、D3200が約540コマなので、同じバッテリーを搭載しているにも関わらずこの差は歴然で、入門用の機種と同じバッテリーかと悲観するのではなく、小さいサイズのバッテリーで技術でいい物をという考え方。ここは、素晴らしいところですね。
玄人向け
ニコンも、このDfは「プロが休日にじっくり撮るカメラ」とも謳っている様に、じっくり、昔のフィルムカメラの様に一枚一枚丁寧に味わうように楽しく撮るカメラです。軽いしカッコイイし気軽に高画質ないい写真が撮れます。
それに、フルサイズ機はどれもそうですが、入門機などにあるオート撮影などはそもそもダイヤルにありませんし、内蔵フラッシュもありません。ハンパな奴が持つ物ではないよというものです。それに、じっくり設定をして撮るカメラなので写真を知らないと特に入門機等よりも設定うんぬんではシャッターすら切らせて貰えません。こういったところも独特な雰囲気を出していていいですよね。
Dfのダメなところ
動画機能非搭載
個人的には、動画機能を省くことはなかったのではないかと思います。ニコンは、写真に特化したカメラにしたかったとしていますが、それはユーザーが決めることであり、任意で切り替えできるものにしてほしかったように思います。
画像処理エンジン
EXPEED4 以降のモデルなのに EXPEED3が搭載。センサーとの互換性の良し悪しなのか、意味がわからない。
シャッタースピード
1/4000、シンクロ同期 1/200 とD610と同じ。
AFユニット
シャッタースピード同様、D610同様 マルチCAM4800で39点。D750 ですら、ユニットは違えど51点。なぜアドバンストマルチCAM3500ではないのか。
WiFi 非搭載
これは単純に意味わからない。
アイピースシャッター 非搭載
フルサイズ機なのになぜか、意味わからない。
と個人的に悪いと思ったところは、以上の点。造形過程や重さに重点を置いたとして強いてバッテリーの種類、それに伴う連続撮影コマ数は良しとしても、上記に挙げた点は、意味がわからなく。ただの、コストカットにしか思えないので、ここは今後に期待したい。この時代にこうゆう機種を発売する勇気を出したのなら妥協なくやってほしかったと思う。
詳細スペック
参考:http://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/df/spec.html
比較
実際
D810系の3635万画素は手振れにシビアそうだし、かっこいいが勝ってしまった部分が大きいですが、D4譲りで、なぜニコンがフラグシップ機に1623万画素のセンサーを採用しているのかが素人ながらわかったような気がしました。それに、初級機などの様にオートモードなんてありません。初心者や写真を知らないヤツの触るもんじゃないよって。って言っているようなもんで、そうゆうところもいいですよね。もちろんフラッグシップ機同様、ポップアップフラッシュなんて付いてません。ニコンのDfは少し違うの立ち位置のフラグシップ機という感じなんでしょうか。
購入価格
今回は、自身初のフルサイズでしたのでこれを機に、レンズシステムもフルサイズ対応にすべく、レンズも購入したのでマップカメラでの購入です。
今回は、12月24日発売だったのもありますが、 301,320円 (税込)。
さすがに、購入時躊躇しました。でも、今回マップカメラでプロテクトフィルターと液晶保護ガラスが特典として付属していたので、少し得した気分もありました。
マップカメラ特典
このフィルター少し変わっててマップカメラの価格ですが、6,980円もします。
GRAMAS Extra Glass DCG-NI05 Nikon Df用が 2,700円。10,000円程の特典てなことですかね。まぁ、保護用で絶対買う物なので、付属特典としてはいいですね。
Photo
カメラだからいつもと違い、プーンが多くて片付けが大変でした。
いつものニコンの金箱とちょっと違い、黒箱、これも Df というカメラの異質なる所以を語っています。
つづく
この中身は、
( Part.2 ) -開封編- へ つづく。