はじめに|またもやAppleが値上げ、しかも日本だけ
こんにちは。今回は、多くの方に関わる、ちょっと気になるニュースをお届けします。
2026年7月18日の未明、Appleが日本国内で、iPhoneをはじめとするほぼすべての製品を一斉に値上げしました。しかも驚くべきことに、アメリカでは価格が据え置かれたまま。つまり、これは「日本だけ」の値上げなんです。
「え、また値上げ?」と思った方も多いのではないでしょうか。実はここ1カ月ほど、Appleの値上げニュースが立て続けに出ています。この記事では、何が、いくら上がったのかを整理しつつ、その背景にある理由、そしてこれから私たちが知っておくべきポイントまで、やさしく解説していきます。
何が値上げされたの?対象はほぼ全製品
まず、今回の値上げがどれくらい広い範囲に及んでいるのかを見てみましょう。対象になったのは、以下のとおりです。
iPhone(16シリーズ・17シリーズ・iPhone Airを含む全モデル)、Apple Watch、AirPods、Apple Pencil、AirTag、MagSafe充電器、iPad用のキーボード類、そして各種の純正ケースやバンドまで。さらに、Apple Music・iCloud+・Apple TV・Apple Oneといったサブスクリプションサービスまで、まさに全面的な改定となりました。
「本体だけ」ではなく「Apple製品まるごと」の底上げ、と言ってよさそうです。
iPhoneの新旧価格を一覧でチェック
いちばん気になるiPhoneの価格を、表でまとめました。値上げ幅はモデルと容量によって8,000円〜25,000円、旧価格からおおむね10%程度の上乗せです。
| モデル | 容量 | 旧価格 | 新価格 | 値上げ額 |
|---|---|---|---|---|
| iPhone16 | 128GB | 114,800円 | 124,800円 | +10,000円 |
| iPhone16 Plus | 128GB | 129,800円 | 144,800円 | +15,000円 |
| iPhone17e | 256GB | 99,800円 | 107,800円 | +8,000円 |
| iPhone17 | 256GB | 129,800円 | 142,800円 | +13,000円 |
| iPhone17 Pro | 256GB | 179,800円 | 194,800円 | +15,000円 |
| iPhone17 Pro Max | 256GB | 194,800円 | 214,800円 | +20,000円 |
| iPhone17 Pro Max | 2TB | 329,800円 | 354,800円 | +25,000円 |
| iPhone Air | 256GB | 159,800円 | 177,800円 | +18,000円 |
最上位のiPhone17 Pro Max(2TB)は、ついに354,800円に到達しました。手頃なiPhone17eでさえ8,000円上がっており、エントリーモデルまで値上げの波が及んでいることがわかります。
Apple WatchやAirPods、アクセサリーも値上げ
iPhone以外の製品も見ておきましょう。
| 製品 | 旧価格 | 新価格 | 値上げ額 |
|---|---|---|---|
| Apple Watch Series 11 | 64,800円 | 71,800円 | +7,000円 |
| Apple Watch SE(第3世代) | 37,800円 | 41,800円 | +4,000円 |
| Apple Watch Ultra 3 | 129,800円 | 142,800円 | +13,000円 |
| AirPods 4(ANC搭載) | 29,800円 | 32,800円 | +3,000円 |
| AirPods Pro 3 | 39,800円 | 42,800円 | +3,000円 |
| AirPods Max(第2世代) | 89,800円 | 89,800円 | 据え置き |
Apple Watchはエントリー向けのSEから、タフなUltra 3まで横並びで値上げ。AirPodsも数千円上がりました。ただし、AirPods Maxだけは89,800円で据え置きとなっています。
Apple PencilやAirTag、MagSafe充電器などのアクセサリー類も、あわせて約10%の値上げです。
サブスクリプションも値上げ|Apple TVは3割超UP
見落としがちですが、月額サービスも値上げされました。
| サービス | プラン | 旧価格 | 新価格 |
|---|---|---|---|
| Apple Music | 個人 | 1,080円 | 1,180円 |
| Apple Music | ファミリー | 1,680円 | 1,980円 |
| Apple Music | 学生 | 580円 | 680円 |
| iCloud+ | 50GB | 150円 | 180円 |
| iCloud+ | 200GB | 450円 | 540円 |
| Apple TV | ― | 900円 | 1,200円 |
| Apple One | 個人 | 1,200円 | 1,350円 |
| Apple One | ファミリー | 1,980円 | 2,500円 |
特に目立つのが、Apple TVの900円→1,200円という3割超の値上げです。iCloud+は数十円程度の小幅にとどまりましたが、複数のサブスクを併用している人は、合計で見るとそれなりの負担増になります。
なお、サブスクの値上げについては、アメリカでも1〜3ドルほど上がっており、こちらは世界的な足並みでの改定とみられます。
なぜ「日本だけ」値上げされたの?答えは円安
ここで、多くの方が気になる「なぜ日本だけ?」という疑問にお答えします。
結論から言うと、最大の理由は円安です。専門家の分析によれば、これまで1ドル=147円前後を前提にしていた価格が、今回は1ドル=162円前後に見直されたとみられています。
大事なのは、製品そのものは何も変わっていないという点です。ドルでの値段は同じ。ただ、円に換算する「ものさし」が変わっただけで、日本での売値が跳ね上がったのです。
Apple製品は部品も製造も海外に頼っているため、円安が進むと、こうしてじわじわ値上げされやすい構造になっています。今回はアメリカで値上げが行われていないことからも、「Appleが強気になった」というより「円安のツケが回ってきた」と受け止めるのが自然でしょう。
値上げの歴史をふりかえる
実は、Appleの日本での値上げは今回が初めてではありません。
2022年10月には、Apple Musicの個人プランが980円から1,080円へ値上げされ、当時は「ライセンスコストの増加」が理由とされました。そして直近では、2026年6月25日に、Mac・iPad・HomePod・Vision Proなどの本体が一斉に値上げされています。このときはメモリやストレージの世界的な価格高騰が背景にありました。
今回のiPhoneの値上げは、その6月の値上げからわずか3週間後のこと。まさに値上げラッシュのまっただ中と言えます。
本当に怖いのは「秋の二段階目」
そして、ここが最も注目すべきポイントです。
専門家のあいだでは、今回の値上げは「まだ一段階目にすぎない」という見方が広がっています。というのも、現在、AIブームの影響で世界的にメモリの価格が高騰しているからです。
このため、Appleが今年の秋に発表する新製品では、円安とは別の理由で、世界共通の値上げが重なる可能性が高いと指摘されています。つまり日本にとっては、今回の円安ぶんの調整に加えて、秋にもう一段の値上げが乗るかもしれない、ということです。
すでに最大で25万円クラスまで来ているところに、さらなる上乗せが乗れば、今の価格でさえ「安かった」と振り返る日が来るかもしれません。
私たちはどう動けばいい?
すでに手元にある製品には、今回の値上げは影響しません。しかし、これから買い替えや買い足しを考えているなら、話は別です。
秋の二段階目が現実になれば、今の価格が「底値」になる可能性があります。欲しい製品が決まっているなら、旧価格で残っている在庫やセールを狙うのも一つの手です。サブスクについては、この機会に「本当に使っているか」を基準に、一度棚卸ししてみるのがおすすめです。
まとめ
今回のポイントを、あらためて3つに整理します。1つ目は、今回の値上げは日本だけで、原因は円安だということ。2つ目は、本体からアクセサリー、サブスクまで全面的な値上げだということ。3つ目は、秋にメモリ高騰による「二段階目」の値上げが待ち構えている可能性が高いということです。
円安が続くなか、今後もAppleの価格動向からは目が離せません。最新情報が入り次第、またお届けします。
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よくある質問(FAQ)
Q1. 今回の値上げはいつから始まりましたか? A. 2026年7月18日の未明、日本のApple Storeで、事前告知なく一斉に価格が改定されました。
Q2. iPhoneはどれくらい値上げされましたか? A. モデルと容量により8,000円〜25,000円で、旧価格からおおむね10%程度の上乗せです。最大はiPhone17 Pro Max(2TB)の+25,000円です。
Q3. なぜ日本だけ値上げされたのですか? A. 主な理由は円安です。1ドル=147円前後から162円前後へと、円換算のレートが見直されたためとみられます。アメリカでは本体価格は据え置かれています。
Q4. アメリカでも値上げされましたか? A. iPhoneなどの本体はアメリカでは据え置きです。ただし、Apple Musicなどのサブスクは、アメリカでも1〜3ドルほど値上げされています。
Q5. どの製品が値上げの対象ですか? A. iPhone全モデル、Apple Watch、AirPods、Apple Pencil、AirTag、各種アクセサリー、そしてApple Music・iCloud+・Apple TV・Apple Oneなどのサブスクです。
Q6. 値上げされなかった製品はありますか? A. AirPods Max(第2世代)は89,800円で据え置きとなっています。
Q7. サブスクではどれが一番値上げされましたか? A. Apple TVが900円→1,200円と、3割を超える大幅アップです。
Q8. すでに持っている製品の料金も上がりますか? A. 購入済みの本体には影響しません。ただし、契約中のサブスクは新価格が適用されます。
Q9. 秋にまた値上げされる可能性はありますか? A. 専門家は、世界的なメモリ高騰を背景に、秋の新製品で世界共通の「二段階目」の値上げが起きる可能性が高いと指摘しています。
Q10. 今、買うべきですか?それとも待つべきですか? A. 判断は個人の状況によりますが、秋の追加値上げが予想されるため、欲しい製品が決まっているなら旧価格の在庫やセールを狙う価値はあります。(本記事は購入を推奨するものではなく、判断はご自身でお願いします)