Apple Watch は使えるのか?
Apple Watchはお世辞にもカッコイイとは言えません、
カッコイイでつけるのなら HUBLOT やFRANCK MULLER、Breguet、PATEK PHILIPPE ・・・。数多くのいい時計がありそちらをつけます。ただ、機能でいえば、デバイスである Apple Watch の方がやれる事や表示できる情報はたくさんあります。クロノグラフのストップウォッチ機能や、ダイバーズウォッチの耐水性能にGMTマスターなどの第2時間帯を見る事ができる機能等、時計はそれぞれの時計で完結できる機能は限られています。
ただ、時計というのは「時間」を刻むというもので、機能はあくまでサブ機能でその時計の個性であり、「時間」は世界中の1人1人皆平等に持っている唯一のもので、ここに価値があり。この「時間」を止まる事なく正確に刻み続けるので時計はあんなに小さいのに数十万・数百万円もするのではないかなと思います。時計は一生物などとよく言われますが、だから付けている人のステータス性が現れるところなのではないかとも思います。
Apple Watch は歴史も浅く、時計ですがどちらかというとデジタルデバイスです。手巻きのアンティーク時計を好んでつける人はまずつけない物だと思います。なので、私は Apple Watch は時計ではなく。デバイスだと思いました。
Apple Watch の有用性
今の時代、正確な時間を見たかったら手元のスマホをみれば正確な時間がすぐわかりますし、電波時計が普及し、正確な時間を簡単に見る事ができる世の中です。これこそが時計としての Apple Watch の有用性。また海外にいっても現地時間と日本時間など様々な時間表示ができる、ストップウォッチ機能やタイマー機能はもちろん防水性能も生活上は問題無く、さらに心拍数まで測れる。といもので、電池交換もないしオーバーホールもしなくて良い。そして、ちょっとした情報やこの先の予定等の確認がサッとできたり、ちょっとしたリモコンになったり、時計としてサブ機能が多いのが Apple Watch。この1つの時計でこの機能の多さが Apple Watch の腕時計としての個性で、また何もしなくてもデジタルの正確な時間や日時表示で気軽に所有する事が出来るのがApple Watch の有用性ではないかなと思います。
Apple Watch の存在感
上記したように、Apple Watch はまだ歴史も浅く、Apple Watch をしていても「いい時計してるね」ではなく「Apple Watch してるね 」となります。ここが Apple Watch の存在感で、Apple Watch は時計というよりもデバイスです。一般的な腕時計は、世界中の数多くのブランドがあり数多くモデルがありますが Apple Watch は全て同じでその上盤面も同じで種類が少なくカスタマイズが出来ない。ということで存在感が薄れているように思います。ベルト交換でしかカスタマイズできないところが少し残念で、時計としての魅力がまだまだ薄いところが時計としての存在感がないように思います。
Apple Watch はいるか、いらないと言われれば私は購入してよかったと思います。いらないかなぁと思っていたのですが、やれる事は意外とたくさんありすごく便利でした。よく iPhone があればいらないと言われますが、iPhone があれば一通りの事は事足りて、完結しますが、Apple Watch があれば iPhone は暇な時にしか見なくなります。iPhone とiPad と同じようなもので、iPhone でも出来るけど動画や電子書籍はiPad で見るとか、仕事は MacBook でするという事と同じで、本当にその時に必要最低限の情報確認は Apple Watch で出来て、早い。ほとんど iPhone は本当は遊んでいることが多くて必要な情報の通知に嫌悪感を持つことも良くあります。それはそれで、暇な時など凄く良いのですが、逆にそれが出来ない Apple Watch では情報が洗練されて良い場面もあって、別の端末だから使い方は別なわけで、結論ですが、Apple Watch は時計ではなくデバイス。ですが、暇つぶしは出来ない。ものだと思いました。