Nikon Z 大三元

NIKKOR Z 50mm f/1.2 SとNIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S が発表

ようやく Zマウントレンズの本領を発揮するF値1.2の明るいレンズ第1弾と
大三元レンズの残る1本の発売という感じで
9月18日Nikonが「 NIKKOR Z 50mm f/1.2 S 」
「 NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S 」を発表しましたね。

NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

ニコンのフルサイズフォーマットNIKKORレンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.2 S」の製品ページ。カメラ、レン…

Zマウントレンズ初のF値1.2のレンズでMTFやサンプル画像を見ただけでも
このレンズが良いレンズという事がわかりそうなくらい。
ただ、約89.5mm(最大径)×150mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)で
重さが約1Kgありかなり大きく重いレンズとなっていて今までの 50mmの単焦点という感じは
微塵も感じないサイズ感になってる。
これは、 NIKKOR Z 50mm f/1.8Sの約 2倍で他社メーカー含めて見てもF値1.2の50mm単焦点としては
一番デカいものだと思います。

Canonの50mm f/1.2と
比べて見てもかなりデカい。

50mm F1.2 比較

見た目もフードつけたら中望遠さながらの見た目となってる。

 

NIKKOR Z 50mm f:1.2 S
NIKKOR Z 50mm f:1.2 S
NIKKOR Z 50mm f:1.2 S
NIKKOR Z 50mm f:1.2 S

ただその反面、かなり複雑なレンズ構成から見ても光学性能に妥協をしていない設計が見て取れ
パフォーマンス重視のレンズとも考える事ができる。
前玉径は、82mmと大きくカッコ良く
F値1.2という浅い被写界深度でピントを正確に合わせる為にデュアルSTMが搭載されていて
その上デュアルSTMは、従来の超音波モーターよりも静かで電力効率に優れているだけでなく
近距離でのフォーカス精度が高くなるとされている。
光学系は非球面レンズ3枚とED(超低分散)レンズ2枚の15群17枚で構成。
NIKKOR Z 50mm f/1.8Sと比べるとの150%大きい。
ナノクリスタルコーティングと最新のアルネオコーティングの両方を採用しフレアやゴースト
コマ収差の発生が抑えられる様に考えられている。
歪曲収差も極限まで制御されていて9枚絞り羽根は丸く、ボケを綺麗な円形につくる。
短撮影距離は0.45m。
また、動画撮影に関してフォーカスブリージングを極限まで抑えているとされている。
レンズ上に有機ELステータスパネルが搭載されていて
フォーカスと絞り・過焦点距離の情報を表示する事ができる。

市場価格

約 25万3,000円 ( 税込 )

発売日

2020年12月予定 ( 予約販売受付は、9月18日10時より開始 )

Nikon Z 50mmシリーズ

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

ニコンのフルサイズフォーマットNIKKORレンズ「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」の製品ページ。カメラ…

Zマウントの大三元レンズの残る最後の1本。
NIKKOR Z 50mm f:1.2 Sと対照的に、より携帯性が高く軽いものになった。
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED と比べても 35%軽くなっていて、970gに対して650gしかない。

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

他社含めて14-24mm F2.8レンズではとても軽いレンズになっている。
また、AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED と対照的に前玉がフラット
付属のHB-96フードを取り付け、112mmのフィルターを取り付ける事ができる様になった

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

40.5mmのリアフィルターも装着が可能になっている。
ただ、112mmのフィルターは値段が効果でたかがフィルターに数万円を出すのは
躊躇される。ので一応前玉にはフッ素コーティングが施されていて
万が一ガラスに汚れがついた場合はメンテナンスがしやすくなっている。
光学系は、非球面3枚とED4枚を含む11群16枚で構成。
50mm F1.2と同様に、ナノクリスタルとARNEOコーティングを採用している。

 

NIKKOR Z 14-24mm f:2.8 S
NIKKOR Z 14-24mm f:2.8 S
NIKKOR Z 14-24mm f:2.8 S
NIKKOR Z 14-24mm f:2.8 S
NIKKOR Z 14-24mm f:2.8 S
NIKKOR Z 14-24mm f:2.8 S

市場価格

約 28万8,000円 ( 税込 )

発売日

2020年10月予定 ( 予約販売受付は、9月18日10時より開始 )

 

Nikon Z 大三元

Zマウントは口径が広い為、レンズの後面大きくセンサーに届く光をほぼ垂直に保つ事ができると
言われていて全てのZレンズでフレーム全体で、高い解像度を得る事ができる。
NIKKOR Z 14-24mm f:2.8 S が発表された事で大三元レンズが出揃い
これでとりあえずのレンズは一応揃った感じはある。
そして、NIKKOR Z 50mm f:1.2 Sが出た事で、今後 F値1.8同様 35mmや 85mmなどの
他の焦点距離のF値1.2の単焦点レンズにも期待が出てくるので
今後のロードマップ にも注目。

source:Nikon
source:dpreview

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