Apple「 M1X 」チップ 。

2021年にリリースされると思われている、新型の「 14インチ MacBook Pro 」「 16インチ MacBook Pro 」
これらの機種に搭載されるとみられているチップが
おそらく、Apple「 M1 」チップのアップデート版とみられる新型のAppleシリコン「 M1X 」になるといわれています。
Apple「 M2 」も開発が進んでいるとみられていて
Apple「 M2 」チップはおそらく、新型の 32インチ iMac や、新型の Mac Pro に搭載されるものだと考えられます。
この「 M1X 」について多くのメディアの予想やリークをまとめています。

 

CPU

クロック周波数は、3.2GHzで変わらず、CPUコア数は8コアから10コアに増加。
その構成は、高性能コアが8コア。高効率コアが2コアになるとみられています。

従来の15インチモデルより性能が高いのはもちろんのこと
おそらく最新のiMacおよびiMac Proの性能をも普通に超えてくると思います。
しかも、消費電力もおさえられるのではないでしょうか。

Apple「 M1X 」チップが、TSMCの 5nmプロセスルールプラスという製造方法で製造された
「 N5P 」というルールで製造された場合
Apple「 M1 」チップの 5nmプロセス「 N5 」と比較して
5%速度が向上し、省電力効率も10%向上するとされています。

GPU

GPUコア数は、8コアから16コアへ増加。32コアモデルもあるとみられていて
実行ユニット数が256、GPUメモリは16GBと、これは「 M1 」チップから倍増していることになります。
外部ディスプレイのサポートできる数も、「M1」の2台から3台程度に増えるとみられています。

実際のところ既にApple M1チップの内蔵GPUの時点で、一時期大活躍していたNvidiaのローエンドGPU「GeForce GTX 1050 Ti」の性能を超えていましたので、GPUのコア数をCPUのコア数と共に増やしてクロック数も調整すれば余裕で従来の15インチモデルのグラフィック性能を超えることができるでしょう。従来の15インチモデルについても13インチモデルとは異なり、AMDのRadeonグラフィックスがCPUのパッケージとはまた別の場所にdGPUとして取り付けられていて、非常にグラフィックが凝ったものになっています。

おそらく今後も16インチモデルについてはグラフィック性能にこだわりを持ち続けると考えられますので
Apple独自チップについても更なるGPU性能が求められます。

メモリ

メモリは、最大16GBから最大64GBに増え、拡張性の強化と相まって、おそらく現在の LPDDR4Xよりも速い、LPDDR5 SDRAMが搭載されるのではないかと考えられ、仮にLPDDR5 SDRAMだとすれば、50%高速の1枚で16GBまでいけるので
2枚では32GBと32GBも64GBまで実現的になってくる。
L2キャッシュも「 M1 」の16MBに対し28MBに増加するとみられています。

 

ちなみに、最近「 Apple t6000 H13(S/C/D) 」というコードネームで14インチMacBook Pro、および16インチMacBook Proや、27インチiMacの後継モデルになると考えられている 32インチiMacに搭載されると噂の「 M1Xチップ 」が開発されているといわれ

「 Apple t8112 H14G 」というコードネームでM2チップ。
「 Apple t6001 」というコードネームで
「 M2Xチップ 」が開発されているといわれています。

また、「 Apple t8110 H14P 」というコードネームで、iPhone13シリーズに搭載されると考えられている「 A15チップ 」が開発されていているといわれています。

「 t 」はTSMC製チップで
「 s 」はSamsung製チップを意味し
「 P 」がスマートフォン用。
「 G 」がタブレット用およびM1用。
「 S 」、「 C 」、「 D 」はMac用。
と考えられています。

ハードのコードネーム

  • 14インチ MacBook Pro : J314s & J314c
  • 16インチ MacBook Pro : J316s & J316c
  • Mac Mini : J374s & J374c
  • iPhone 13シリーズ:D64&D65
  • 第9世代 iPad : J310
  • 第6世代 iPad Mini : J311

チップのコードネーム

  • M1X:T6000「 Jade Chop 」
  • M1X:T6001「 Jade1c 」
  • T6002「 Jade2c 」
  • T8110「 Ellis 」
  • T8112「 Staten 」

Appleシリコン予想兼 概要表

 

Appleの「 M1X 」は、「 M1 」チップと比べて 約2倍高い性能を誇るものと考えられていて、「 M1 」チップでの衝撃に劣らない衝撃を見せてくれるかもしれません。また、搭載される機種がデスクトップやプロユースで多く用いられるMacBook Proの上位機種とみられていることから性能だけでなく拡張面に関しても間違いなく進化してくるとみられていてかなり期待をしていいんじゃないかという見方が多くみられています。

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