Appleは、2022年上半期に
「 Apple M2 」チップをリリースするとみられていて
M1チップを、従来の5nm比で速度が7%向上し
電力消費を15%抑えられる
TSMCの改良版となる5nm+プロセスのチップだといわれています。
ただ、このM2チップが登場しても
グラフィックス性能と
メモリ帯域幅、搭載されるメモリ容量で優位性を持ち
「 M1 Pro 」と「 M1 Max 」の性能を
上回ることはないと考えられています。
Apple M1は、「 A14 Bionic 」をベースに、高性能CPUコア数
GPUコア数を2倍にスケールアップしたものだといわれ
その2倍の M1 Pro、その2倍の M1 MAX。
同じ構成で数を増やすことで
性能維持と生産性を確保したと言われています。
「 Apple M2 」チップは
「 A15 Bionic 」の性能から「M2」の性能がわかると考えられ
ベンチマークが予想されています。
Geekbench 5での「 Apple M2 」チップの
シングルスコアの予想は1,829といわれ
これは、「 Apple M1 」チップの1,706はもちろん
「 Apple M1 Max 」チップの 1,747を超えるものとなります。
マルチコア性能では「 Apple M2 」チップは、8,837となり
「 Apple M1 」チップの 7,391は超えるものの
やはり、コア数で有利な「 Apple M1 Max 」チップの 12,238に比べると
さすがに劣ります。
また、「 Apple M2 」チップで大きく進化がみられるとされる
グラフィック性能ですが予測スコアは、6,389となり
「 Apple M1 」チップの 4,918を大きく超えますが
これもまた、さすがに「 Apple M1 Max 」チップの
20,169には及ばないとなっています。
ただ、1つ1つのコア性能は格段に進化するとみられていて
大きな進化となる事は間違いないとされています。
メモリ容量も「 Apple M1 Pro/Max 」よりは少ないとされますが
増加する可能性は十分あり
「 Apple M1 」チップは最大16GBまででしたが
「 Apple M1 Pro/Max 」では
最大64GBまでサポートしており
64GBまではいかないにしても
32GBまではいくのではないかとされています。
「 Apple M2 」チップの性能は大きな進化が期待されますが
「 Apple M1 Pro/Max 」チップの性能を超えることはなく
CPUはM2よりも2つ多い10コアのCPUを搭載しており
グラフィックスもM1 Proは14コア/16コア
M1 Maxは24コア/32コアのGPUを搭載することができ
専用ビデオエンコーダーも搭載されていますので
ハイエンドチップとの差別化は行われそうです。
「 Apple M2 」チップは
「 Apple M1 」チップよりは良くなるけど
「 Apple M1 Pro/Max 」よりは
マルチコア性能、グラフィックス性能、メモリ等で
性能は劣ると予想をまとめることができます。
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