Leica M11

Leica M11 誕生

画素センサー

これまでのM型Leicaで最高解像度6000万画素の裏面照射型CMOSセンサー採用。
RAWデータの記録サイズを約6000万画素/約3600万画素/約1800万画素の
3通りから選べる「トリプルレゾリューションテクノロジー」搭載。
バッファメモリー3GB。
6000万画素設定時の連続撮影可能枚数RAW15コマ、JPEG100コマ以上。
カラーフィルターはベイヤー配列、改良され、より自然な色再現性を実現。
シャッター幕の反射を利用した測光センサーを廃止し、ファインダー撮影時もCMOSセンサーで測光する方法へ。
方式はマルチ測光/中央重点測光/スポット測光を選択可能。
CMOSセンサー前面に「デュアルレイヤーカバーガラス」という
極薄のガラスを2層に重ねたという
特殊なUV/IRカットフィルターを配置。

フィルムカメラ時代のレンジファインダーカメラ用広角レンズや
大口径レンズを開放絞り付近で使う場合などに
入射光が急角度であっても周辺部の描写に影響を受けにくくするための配慮。
Leica M11

画像エンジン

画像処理エンジン「LEICA MAESTRO III」。
ダイナミックレンジは最大15ストップ。
ISO感度ISO64-50000。ISO64がベース感度。

シャッター関連

電子シャッターで最高1/16,000秒まで設定可能。
メカシャッターは1/4,000秒-60分。
フラッシュ同調速度1/180秒。
連続撮影速度最高4.5コマ/秒。
長時間露光時ノイズリダクション機能をOn/Off可能。

距離計およびファインダー

距離計およびファインダーは、Leica M10と同じ。
ファインダー倍率は 0.73倍。
ブライトフレームの表示もフレームマスクも外光ではなくLEDで照らす仕組みで変更なし。

ライカ ビゾフレックス2

新しく370万ドットの外付けEVF「ライカ ビゾフレックス2」を別売で発売。
外観が四角になり、上側 90°のチルト機構と、視度調節機構を搭載。
ビゾフレックス(Typ 020)にあったGPS機能は省略。
Leica M11

背面モニター

2.95型・約230万ドットのタッチパネル式。
ちなみに、Leica M10は、3.0型・約104万ドット。

カラバリ

カラーバリエーションはブラックとシルバーの2色。
そのうちブラックのみトップカバーの素材をアルミとしたことで
シルバーに比べて約20%軽くなっている。
ブラックが約530g、シルバーが約640g(バッテリー込み)。
真鍮と比べ傷に弱そうなイメージがありますが
アルミに耐傷性に優れたペイントを施したマット仕上げになっているそうです。
これがどのくらい傷に強いのかが気になるところかもしれません。
シルバーは、真鍮にクロームメッキ。

操作関連

操作部は
背面右手側のサムホイールが新しくプッシュ操作にも対応
また、右前面にあったフォーカスボタンがトップの上面右手側に移設。
背面「LV」ボタンを「FN」ボタンに変更。
ライカM11では、FNボタンを押すことでライブビュー画面の表示をオンオフ。
メニュー構成はライカSL2やライカQ2で定評あるスタイル
他のライカともUI面での統一性を持たせている。

記録メディア

記録メディアはSDXC/SDHC/SDカード(UHS-II対応)。
Mデジタル初の要素として、64GBの内蔵メモリー搭載
SDカードがなくても撮影画像を記録できるほか
SDカード使用時もバックアップ用途で同時書き込みなどが可能。
内蔵メモリー内の画像を一括でSDカードにコピーすることも可能。

ライカのスマートフォン用アプリ「Leica FOTOS」(iOS/Android)に対応。
無線での画像転送やリモート撮影が可能なほか
新たにiOS端末と有線接続する「Leica FOTOSケーブル」をカメラに同梱。
アップルの「Made for iPhone/Made for iPad」認定を受け
新たに搭載したBluetoothを利用する接続機能も予定。
2022年後半のファームウェアアップデートで利用可能だとしています。
Leica M11

外形寸法は、Leica M10と同じ。約139×80×38.5mm。
USB充電・給電に対応。
動画機能は引き続き非搭載。
底蓋が廃止
バッテリーは新規「BP-SCL7」(7.4V/1,800mAh)を採用。
Leica M10に比べて大容量化されています。
撮影可能枚数CIPA規格約700枚、ライカカメラ社の試験条件で最大1,700枚。

Leica M11
Leica M11
Leica M11
Leica M11
Leica M11
Leica M11

といった感じで
M型Leicaの伝統を継承しながら時代に合わせ新しいものも取り入れている様にも見える。
2022年はこの「 Leica M11 」を含めて4つの新型機種をリリースするといわれています。

Leica Camera

ライカM11は独自のトリプルレゾリューションテクノロジーを採用した撮像素子、より広いISO感度域、SDカードスロットおよ…

 

参考:Leica
画像引用:Leica

 

この記事の関連商品

Leica Q2
Leica M10-R
Leica M11
最新情報をチェックしよう!

Cameraの最新記事4件

>