- 1 WWDC 2018 で発表された、iOS 12 で変わることのまとめ
- 1.1 iOS 12の新機能
- 1.1.1 物のサイズを測りたい時などに役立つ、「メジャー」アプリがリリース
- 1.1.2 ARが進化
- 1.1.3 FaceTimeがグループトークに対応し、最大人数は 32人。
- 1.1.4 アプリをどれだけ使ったかがわかる。
- 1.1.5 アプリを使う時間を決めて、時間になったら通知してくれる母親みたいな機能が搭載
- 1.1.6 通知を行わない、「起こさないで」機能がより細かく設定できる様に
- 1.1.7 写真アプリが進化
- 1.1.8 Siriがまた賢くなる。
- 1.1.9 通知がグループ化
- 1.1.10 新しい Animoji と舌を検知。
- 1.1.11 Memoji が新登場
- 1.1.12 ボイスメモがiPadにも追加され、iCloudに対応
- 1.1.13 iBooks が改名し、デザインが刷新
- 1.1.14 CarPlay がサードパーティ製アプリをサポート
- 1.2 この記事の関連商品
- 1.1 iOS 12の新機能
WWDC 2018 で発表された、iOS 12 で変わることのまとめ
WWDC 2018 にて、発表された iOS 12。ほぼほぼ予想通りの内容で、これっていう斬新な新機能はなくしっかりと堅実な内容となっている印象が強かったです。対応機種も、今まででにはなかった 5世代前までを対象とするとされ古い端末に関してもアプリの立ち上がりが40%、キーボード表示が50%、カメラ起動が70%も速くなるとなっています。
目次 1 iOS 12 の変更点1.1 昨年 2017年にリリースされた iOS 11 の変更点を振り返り1.2 小題1…
目次 1 もうすぐ WWDC 2018 が開催です。iPhoneSE2 (iPhoneSE 2018)は果たして出るのか…
“” title=”iOS 12 対応機種”]
- iPhone5S 〜 iPhoneX
- iPad mini 2 〜 iPad Pro
- iPod touch (6世代)
この様に速くなる理由として簡単に、CPUのピークパフォーマンスを立ち上がりのはじめの方に持ってくることで立ち上がりのスピードを上げました。という事でした。
iOS 12の新機能
物のサイズを測りたい時などに役立つ、「メジャー」アプリがリリース
メジャーというアプリが登場し、サイズを簡単に測定できる機能が追加されます。AR機能が進化したことによって可能になったものの一つで、カメラでサイズを測りたいものを写すだけでサイズを測ってくれたり、自分で辺と辺を結ぶ事で実際のサイズを算出してくれるというもの。旅行の時などに役立ちそうですよね。
ARが進化
ARが強化され、拡張現実の世界を2人で体験出来るようになるほか、購入しい商品などを実際のサイズなどをARでみれるようになる。家具を買う際などには、便利な機能かもしれません。
FaceTimeがグループトークに対応し、最大人数は 32人。
FaceTimeが最大32人まで同時につかえるグールプトークが可能になる。SkypeとかではあったがApple製品全般で使用可能なので、より身近で使いやすいのかなと思う。
アプリをどれだけ使ったかがわかる。
1週間にどのくらいiPhoneやiPadを使ったのかの記録を勝手に作ってくれてそれを見て反省することができる様になる。また、どのアプリをどのくらい使ったかや、どのアプリの通知が多かったか、通知から開いたアプリでどのアプリが一番多かったのかがわかる様になる様です。バッテリー情報も過去24時間から10日間の使用状況が表示できる様になるようで、グラフ表示も搭載されるとのことです。
アプリを使う時間を決めて、時間になったら通知してくれる母親みたいな機能が搭載
アプリを使う時間を自分で設定して、使い過ぎを防止してくれる機能が搭載されます。子供の頃に、母親にゲームをする時間を決められて、時間になったら怒られる…みたいな機能です。私みたいな人間は使うことはないでしょうが、子供の端末を保護者が管理することも出来るようになるとのことなので、子供のスマホ依存症対策などには効果的な対策になっているようです。
通知を行わない、「起こさないで」機能がより細かく設定できる様に
設定した一定期間通知をしないでほしい時にそれを設定することができる様になります。また、その設定も1時間だけとか今いる場所だけとか、この会議中だけとかで詳しく設定できる様になるようです。例えば、学校にいる時や職場にいる時は通知しないでほしいとか、この会議中はとか、このイベント中は通知しないでほしいとかを設定できるようになる。
写真アプリが進化
写真アプリで、検索機能の強化やスマートな提案という機能が追加されるようです。400万件以上のイベントにインデックスを設け、検索条件を複数指定できるようになり、新しく「For you」というタブが追加され過去の同じ日に撮った写真やその日の思い出の写真などを表示してくれるようになります。
要は、見たい写真を素早く確実に見つけることができる様になり、関連した写真やこの写真も見たいんじゃない?って提案をしてくるようになるということ。
Siriがまた賢くなる。
Siriが、ショートカット機能を搭載するようです。ショートカットとは IFTTTとかMacの Automator の様な機能で、例えば「鍵を無くした!」って言ったら、探知機を検索するといった行動をあらかじめ設定しておいて、行動したいときに Siriに頼むって感じの機能。
通知がグループ化
通知画面での通知がグループ化に対応。同じアプリの通知がまとめられ、これでズラーと表示されていた通知がスッキリします。
新しい Animoji と舌を検知。
Animoji 新しく、「ゴースト」、「コアラ」、「トラ」、「ティーレックス」が追加されました。
また、Tongue Detection という機能。いわゆる、舌を検知することができるようになり、”あっかんべー”を表現できるようになります。
Memoji が新登場
Memoji というアバターの様なものが登場し、メッセージとFaceTimeで使えるようになります。自分の顔を髪型や目の色、唇の形や耳の形、ピアスや眼鏡やサングラスなど、色々設定できてより自分に似ているものを作れるようになっている様です。
ボイスメモがiPadにも追加され、iCloudに対応
ボイスメモが iPadにも対応し、iCloudに対応。iCloudに対応することによって、iPhoneで録音したボイスメモを iCloudで自動同期しiPadや他の端末で聞くことが出来るようになるようです。
iBooks が改名し、デザインが刷新
iBooks が新たに Apple Booksとして名前が変わります。これに伴い、デザインが刷新されるようです。
CarPlay がサードパーティ製アプリをサポート
CarPlayがサードパーティ製のアプリに対応するようで、これにより例えば Googleマップでナビを使ったりすることができるようになります。
この他にも、Safari の追跡防止などセキュリティーやプライバシー機能の向上、カメラのポートレートモードの精度アップ、株価とニュースの連携や、Walletで学生証を管理できるようになるなど多くの機能も追加されるとされています。
また、セキュリティやプライバシーの面では強化と同時に、利便性という相反するものですが便利になったともされ、Password Manager API というものがサードパーティ製のアプリなどとの連携が良くなるとされています、使っている方も多いと思いますが、1Passwordというアプリも連携が強化されるとされ、パスワードの入力等がかなり便利になると言われています。
What a wonderful present for us at WWDC this year! Thank you to all our friends at Apple for this great new API. #1PasswordAutofill pic.twitter.com/jpvRVogslS
— 1Password (@1Password) June 5, 2018
グループFaceTimeや通知のグループ化。ARの強化やスマホの使い過ぎ防止機能に電池使用量の表示機能に関しては、噂通りのアップデートになりました。ただ、Memoji の追加にはちょっとビックリした感じでした。macOS Mojave では搭載されるようになったダークモードや、噂のあったアプリ単体でのロック機能などは搭載には至りませんでした。Appleは、iOSに関しては電池寿命にてスペックが落とされる問題等で信頼を落としていた面もあり、「買い替えを促すための狙い」があるんじゃねーの?という見方をされてきましたが、今回はこれに対応する形で「昔の端末でも長く使えます」と、ユーザーの信頼回復を狙い着実なアップデートを行なった形となり、また、スマホ依存症などにも対策を打った形。今回搭載されたらいいなと思っていた機能は今後に期待して、とりあえずは今秋登場の、iOS 12を楽しみに待ちたいところですね。
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