2024年1月9日(火) – 2024年1月12日(金)の間で、毎年1月にラスベガスで開催される、IT/デジタル関連の
世界最大級のテクノロジー見本市「 CES 2024 」が開催されています。
CES 2024の主要テーマは「AI(人工知能)」「モビリティー」などで、世界的なブランドや新興企業などが出展しています。
サムスン電子はAIホームコンパニオンロボット「Ballie」の新バージョンを公開しました。
Ballieは、人工知能(AI)を搭載した世界初の可動式ロボットプロジェクターで、2つのプロジェクターを搭載しています。
また、マルチモーダルインターラクティブスマートデバイスとして、家の世話をするように設計されており
人工知能がアップグレードされています。
LGも、新たなスマートホームAIエージェントを発表し、家庭内ではスマートホームのハブとして機能し、IoT家電と連携。
「 労働ゼロの家 」のビジョンの実現を進めているとしています。AIエージェントは二本足のタイヤ駆動で、ユーザーと口頭で会話するほか
足の関節を動かして感情を表現。さらに音声・画像認識と自然言語処理を組み合わせたマルチモーダルAIテクノロジーによって
文脈と意図を理解し、積極的にコミュニケーションを図ります。
顔認証やユーザー認証が可能なのに加え、カメラやスピーカー、その他センサーによって気温など環境データを収集・解析。
ペットモニターやセキュリティガードとしても活躍し、緊急時にはアラートも発信する。
ユーザーが帰ってきた時には玄関で出迎え、声色や表情から感情を読み取って適した音楽をかけたりもするほか
交通情報や天気、スケジュール、服薬リマインドなどでユーザーの日常生活をアシストするとのこと。
また、LGはテレビ画面が透けて背後が見られる「透明有機ELテレビ」を発表しました。室内レイアウトの自由度を高めることができ
無線で映像を伝送する機能も備えているとされています。
ヒュンダイも、「 Air Taxi 」とよばれる、空飛ぶタクシーの発表など、たくさんの企業が様々なものを展示しております。
日本企業も
ソニー・ホンダモビリティが、新ブランド「AFEELA」(アフィーラ)の最新EVプロトタイプを初公開。
ホンダも、2026年よりグローバル市場への投入を開始する新たなEV「Honda 0(ゼロ)シリーズ」を発表するとともに
そのコンセプトモデルである「SALOON(サルーン)」、「SPACE-HUB(スペース ハブ)」、そして次世代EV向けの新「Hマーク」を
世界初公開しました。
Honda 0シリーズは、グローバルブランドスローガンや電動化方針のもと、大きく変革するHondaを象徴するEVシリーズです。
新たなEVシリーズの開発にあたり、「Hondaのクルマづくりの出発点に立ち返り、ゼロから全く新しいEVを創造していく」という
決意が込められているとされています。
画像引用:Samsung,LG,Hyundai,sony,Honda,CES