先行展示の、Nikon Z 7 を見にヨドバシカメラに行ってきた。
今日から、全国のショールームと各県の量販店で「Z 7 24-70+FTZマウントアダプターキット」が先行展示されます。別件で用事もあり、ちょっとついでに見てきました。
ニコンが、Nikon Z 7 を9月14日から販売前に各県量販店にて先行展示を行う事が決定 ニコンが「 Nikon Z …
順次と書いてあったのと、ファンミーティングでかなり並んでいたので半信半疑で行ってみたら、まさかの Z 7。しかも平日の朝だったのもあるのか、ガラガラでしかも普通に触れて撮れました。展示品は、予告通りで Nikon Z 7 とNIKKOR Z 24-70mm f/4 S、 FTZマウントアダプターで、NIKKOR Z 35mm f/1.8 Sと、NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sはありませんでした。
なので、実機を触ってみた感じをレビューしていきます。
Z 7 ファーストインプレッション
パッと見・外観
まず、パッと見は思ってたよりも “Nikon” らしかった。わかりにくい表現かもしれませんが作りは完全にNikon。強いて言えば、もう少しα7シリーズの様な感じで角ばってるようなイメージを勝手に抱いていたんですが Nikonらしい造形でした。
そして、やっぱり軽かった。当たり前ですが、FTZで今までの Fマウントレンズを使う前提でも全然軽い。近くに D5や D850、D750なんかも置いてあって持ち比べてみたりしたんですが、やっぱりミラーレスは軽い。そして小さい。一眼レフと比べると全然違う。これは、旅行の時は確実にメリットになると思える程だった。
そして、小型軽量化されたボディでもグリップは深いとされていましたが、これに偽りなく結構深くてガッチリとホールドすることができます。FTZをかまして長玉つけたとしても安定させることができます。
Zマウント
そして「Zマウント」印象ですが、デカい。思ったよりもデカイ。もう違うメーカーです。フランジバックもかなり浅い印象で怖いくらいでした。
EVF
EVFはかなり見やすかった。0.80倍のファインダー倍率はかなり大きな違いで伊達じゃなかった。私は、じっくりとは α7Ⅲくらいしか覗いたことがないのですが、近くにあったミラーレスと見比べて見たりしましたがやっぱり、Z 7が一番見やすかった。α7シリーズよりも格段に良い。情報表示やファインダー内での操作に関してもかなり使い勝手は良かった。
本当にずっと覗きっぱなしで良いと思えるほど。
背面液晶もかなり綺麗。
AF
AFポイントの数はもうどうでも良い気がするほどで、Z 7も Z 6 もほぼ変わりはないだろうという気がする。そして、AFスピードはめちゃめちゃ速かった。今までのNikon機の中でもトップレベルの速さ。本当に一瞬で合う。像面位相差とコントラストのハイブリットはかなりのスピードでもうここまで速いと、CanonのデュアルCMOSがどうとかってレベルも気にならないと思えるレベルだった。
5軸手ぶれ補正
手ぶれ補正は、確かに効いているという印象で実用レベル。手持ちでも手ブレでの失敗はほぼなくなると思う。動画撮影時の効果も見たかったがカードがなく動画に関しては見れてないが、同じだろうからちょっとした場面ではかなり実用的だと思う。ただ、ジンバルを使った様なヌルヌルの動画を撮れる程ではない。
連写
連写は、カードを挿してなかったのでなんとも言えないですが、多分問題ないと思う。
ブラックアウトもストレスになるレベルではないと思う。
FTZ
アダプターの「FTZ」に関しては、パッと見の見た目はちょっとチープな印象で、これで定価 3万9,420円もするのはありえない気はした。早々にサードパーティ製の同じアダプターが出たら一発で売れなくなりそうな気がした。
ただ、ボディとレンズの一体感は問題なく、安定感も問題はなかった。
AFに関しても遅くなったり等もなく問題なし。
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
パッと見は、NIKKORレンズらしくないなという印象で、シグマっぽい印象だった。硬いと言われていたロック機能は全然硬くなかった。スムーズに伸縮出来る。従来の 24-70mmと比べると小型軽量化されていて軽かった。
そして、気になる描写は、やっぱり綺麗でシャープな印象だった。ボケに関しては、f/4というのもあってか大人しめ。なので、真面目で優秀なレンズといった印象だった。でもやっぱり、従来のと比べると綺麗で奥ゆかしさがあって描写は良くなっていてなんとなくLeicaに似ているかなとも思った。