Nikon Z9

まるで別カメラ。Nikon Z9 ver.2.0.0。新しいファームウェアをリリース。Z 7IIと、Z 6IIの新ファームウェアも同時リリース。

NikonZ6IIおよびZ7IIのアップグレード

  • AFパフォーマンスが向上
    フォーカスポイントが意図せず背景に移動するのを防ぎます。 手動でピントを合わせながら、一部のレンズでリニアフォーカスをエミュレートする機能も追加。
    シネマレンズのような操作感でピント位置をスムーズに調整できます。
  • ML-L7リモートコントロール(2018年9月にリリース)サポート。

MC-N10の開発発表

同時に、ミラーレスカメラ用リモートグリップ「 MC-N10 」の開発を発表。
MC-N10は、有線接続でニコンZマウントミラーレスカメラを遠隔操作できるアクセサリーで
ミラーレスカメラのさまざまな機能を制御し、少人数でのビデオ録画の効率を高め
ビデオ録画の可能性を広げます。 静止画撮影にも対応。
価格や在庫状況などの詳細は後日発表されます。

Nikon MC-N10MC-N10
Nikon MC-N10Nikon MC-N10

 

Nikon MC-CF660G

また同時に。高性能CFexpressカード「 MC-CF660G 」を発表。
660GBの最大書き込み速度、約1500MB/秒。最大読み取り速度、約1700MB/秒。
希望小売価格は、約9万1,672円で6月発売予定。

Nikon MC-CF660G

 

 

「Z 9」用ファームウェアVer.2.00の主な特長
1. 12bit 8.3K/60p RAW動画内部記録などの動画機能が進化

12bitで、N-RAWとProRes RAW HQの2種類のRAW動画フォーマットで内部記録が可能になりました。新フォーマットであるニコン独自のN-RAWは、ProRes Raw HQの1/2のファイルサイズで撮影ができ、ProRes Raw HQよりも長時間の記録が可能です。N-RAWでのFXベースの動画フォーマット撮影時は、8.3K/60p、4.1K/120pまで対応※1。ProRes RAW HQでFXベースの動画フォーマット撮影時においては、4.1K/60pまで対応します。
どちらのフォーマットでもRAW動画ファイル生成と同時に、転送・編集に適したフルHDのmp4のプロキシファイルも記録。外部レコーダーを使用せずに小型なシステムで撮影ができ、編集ソフト※2を使用することで12bitの豊富な階調表現を活かした本格的な編集ができます。8Kオーバーサンプリングによる高解像な4K UHD/60p動画の実現など、多彩な動画機能を新たに搭載しました。

※1メモリーカード「ProGrade Digital COBALT 650GB」および「ProGrade Digital COBALT 325GB」の使用を推奨。
※2N-RAW対応のソフトはEDIUS X ver.10.32(Grass Valley社製)およびDaVinci Resolve 17.4.6、DaVinci Resolve Studio 17.4.6(Blackmagic Design社製)です。なお、N-RAWを8Kで書き出すためにはDaVinci Resolve Studio ver.17.4.6が必要です。2022年4月14日現在。

2. 動画撮影に配慮した様々な機能を追加

様々な機能を追加し、動画の操作性も大幅に向上しました。動画記録中は、ファインダーおよび画像モニターに赤枠を表示させ、動画撮影時の録画ボタンの押し忘れを防ぎます。
また、画像サイズやフレームレートだけでなく、オーディオ設定の情報などを一画面で確認できる「動画情報表示」機能を追加。さらに、被写体のどの部分がどの程度明るいかが分かる「ウェーブフォームモニター」表示ができるようになりました。Mモード時の動画撮影では、1/6段で露出を調整でき、必要以上に感度を上げずに明るさの調整が可能です。
[写真]
「動画情報表示」機能イメージ
3. 決定的瞬間をさらに確実に捉える「プリキャプチャ」を採用

「ハイスピードフレームキャプチャ+」で静止画を撮影する際、シャッターを押してから最大1秒間まで遡って記録する「プリキャプチャ機能」をフルサイズミラーレスカメラとして初めて採用。例えば、シャッターボタンを半押しした状態でバッターがボールを打った瞬間を確認してからシャッターボタンを全押ししても、バットがボールを捉える瞬間を撮影できます。
また、「ハイスピードフレームキャプチャ+」の撮影時の画面表示を改善し、「撮影タイミング表示」機能を追加。シャッタータイミングが視覚的にわかるようになりました。さらに、撮影した画像を再生する際、連続撮影した一連の画像は、各画像の先頭にジャンプできるように変更しました。スポーツや野鳥撮影で高速連続撮影を多用するフォトグラファーに対し、快適なワークフローを提供します。

ここで使用している画像は、「プリキャプチャ」を説明するためのイメージです
4. 20種類の「カスタムワイドエリアAF」搭載をはじめとするAF性能強化

「ニコンD6」(2020年6月発売)で好評を得ている17種類の「グループエリアAF」を、新たに「カスタムワイドエリアAF」として搭載。静止画で20種類、動画は12種類から選択可能で、幅広いシーンで主要被写体を確実に捉えることができます。
被写体検出にも対応しているため、例えば障害物が被写体の手前にくるハードル走でも、AFエリアを上側に配置することで、アスリートにフォーカスの合った決定的瞬間が撮影できます。アルゴリズムも見直し、AF性能の安定性、追従性、低輝度時における被写体検出性能を改善しました。

ここで使用している画像は、「カスタムワイドエリアAF」のエリアサイズ[19 X 3]を説明するためのイメージです
5. その他の機能

連続撮影で撮影した動体の一連の動きを編集ソフトを使用せずに、カメラ内で1枚の静止画に合成する「比較動合成」に対応
動画再生一時停止時に、表示しているフレームから指定した秒数の範囲のフレームを一括して切り出し、JPEG画像として保存する「一括フレーム保存」機能を搭載

*記載されている会社名および製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。

 

 ファームウェア Ver. 2.0.0補足説明書

 

このたび、ミラーレスカメラ「ニコンZ 9」のファームウェアVer.2.00、および「ニコンZ 7II」と「ニコンZ 6I…

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参考:Nikon

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