イギリスのARM社が2020年から普及が始まる 5G にも対応する高性能かつ高効率な
次世代モバイル向けのCPU
「 Cortex-A78 」と「 Cortex-X1 」
また、GPUの「 Mali-G78 」と
画像処理の機械学習や、拡張現実(AR)など機械学習に特化したものである
NPU ( ニューラルプロセッサユニット )「 Ethos-N78 」を発表しました。
Cortex-A78
前世代である「 Cortex-A77 」とアーキテクチャは同じであるものの
5nmプロセスノードで製造されるマイクロアーキテクチャを最適化する事で
パフォーマンスの向上と省電力化の向上、エリアサイズの効率化が図られている。
1W出力で 20% パフォーマンスが向上し、電力消費が 50%抑えられている。
また、ミリワットあたりの効率が非常に優れていて小型化された端末でも高い性能を発揮し 5G対応もサポートしている。
Cortex-X1
Cortex-Xカスタムプログラムの一環で、「 Cortex-A77 」に比べてピークパフォーマンスが 30%向上し
機械学習が2倍向上、シングルスレッドでの整数演算パフォーマンスが 22%向上している。
Mali-G78
前モデルの「 Mali-G77 」とアーキテクチャは同じ、最大24コアをサポートしパフォーマンスが 25%向上。
描写性能が最大 17%向上。演算処理性能が 15%向上。
Ethos-N78
前モデルの「 Ethos-G77 」に比べピークパフォーマンスが 2倍。効率が最大 25%向上。
DRAM帯域幅効率が 40%向上し、省電力と機械学習を効率良く行える様になる。
何がどうなるかとというと
要するに2021年のiPhone 13シリーズにチップの性能が飛躍的に向上するということ。
つまり iPhone13 のスペックが上がるという事。
また、噂される ARMベース独自CPUへの期待値も上がる。
AndroidのSnapdragonも同じ事が言える。
5Gを見据えた設計など将来的なデバイスのCPUの性能が向上するよということです。
source:ARM